バレンタインデーを週末に迎え、なんとも甘い映画イベントが行われた。高畑充希が魔法を使って“あるもの”をチョコレートに変身させ、城田優に贈ったのだ。魔法がかけられたプレゼントは一体何だったのか？

底冷えする寒さの10日、東京・港区にてディズニー・スタジオが総力結集して実写映画化された、映画『シンデレラ』バレンタインイベントが開催された。会場は外の寒さを吹き飛ばすくらい熱く甘い空気に満ちていた。日本語吹替声優を担当するシンデレラ役の女優・高畑充希と王子役の俳優・城田優が本物を彷彿させる豪華な衣装で登場した。

「白いタイツはなかなか履く機会がないから恥ずかしい」と照れながら語った城田だが、長身で甘いマスクの城田は王子の衣装を着ることでさらに王子度がアップ。「いつか（ディズニーは）やりたいと思っていたので、最初は“え？　本当に？”と何度も確認しました」と振り返り、「世界の王子様の代表をやれて、最高に嬉しい、幸せです」と王子の微笑みで魅了した。

高畑も「当初は緊張してピンとこなかった」と明かすも「声を言える時になり鳥肌がたちました。嬉しくてみんなに自慢しました」とニッコリ。またアフレコを通して「自分も映画に少しだけ入れたよう。感情（移入）が凄すぎて、思った以上にいい意味でぐったりしました」と語った。

バレンタインデー目前とあり、今回は高畑から城田へ映画の魔法をかけたプレゼントが渡された。サプライズだったため城田は本当にビックリした様子。ステージ上にあったガラスの靴が、高畑の魔法によりチョコレートの靴に変身。「ホワイトデー楽しみにしていて下さい」と城田が微笑むと高畑が「やったー！」と喜ぶ一幕も。

フォトセッションではこのチョコレートの靴を手に持ったままの撮影となり、ずっと城田の手の上にあったチョコレートの靴が手のぬくもりで溶けてくるというハプニングや、ステージから下りて報道陣にカカオのいい香りを嗅がせる城田の姿もあった。「どんな魔法をかけたいか？」の質問に城田は「大きな魔法なら世界平和。小さい魔法なら、自分の愛しい人がずっと自分だけを見ている魔法をかけたい」と語り、愛しい人は誰かとのツッコミがあるものの「それを答えたいけれど、ない」と残念そうであった。今はまだ愛しい人は犬のラメちゃんのようである。

「本当の魔法は、あなたの勇気」―ガラスの靴やカボチャの馬車に代表されるロマンティックなイメージはそのままに、シンデレラの勇気と優しさから生まれる“奇跡の愛”が感動的に描かれる本作。「アナと雪の女王」「マレフィセント」のディズニーが贈るディズニー・ラブストーリーの原点にして頂点の映画『シンデレラ』は4月25日（土）全国ロードショー。
（TechinsightJapan編集部　うめ智子）