日本を飛び立ちゴールドコーストへと向かったJetstar機の機内で、とんだ迷惑行為とわいせつ行為を働いた日本人の男が空港警察に突き出されたことを豪メディアが伝えた。機内乗務員がこうした事態に見て見ぬふりであったことにも批判が集まっている。
成田空港からゴールドコーストへ飛ぶ日本のLCC、「Jetstar(ジェットスター・ジャパン)」の機内で日本人の男がとんだ醜態をさらして周囲のひんしゅくを買い、到着と同時に警察に突き出された。大量の酒を飲み、堂々とポルノ雑誌を広げ、隣の席の女性の尻や太ももに触れ、挙句は自慰行為まで始めたというのである。
この男が逮捕されたのは、被害にあった女性のボーイフレンドであるネイサン・パターソンさん(29)というオーストラリア人男性が、到着したゴールドコースト空港で連邦警察(AFP)に男を突き出したからであった。パターソンさんはその時の様子について、豪メディア『News Corp』にこう語っている。
「僕のガールフレンドがある時、“隣の男、紳士のようにも見えるけれど、私の体にたびたび触れてくるから気持ち悪い”と耳打ちしたんです。私がその男性に注意すると最初は詫びて来たのですが、オーバーヘッドコンパートメントからさらにウォッカの瓶を取り出して飲むなど大変な飲酒量でした。」
「そのうちにノートPCやポルノ雑誌を広げて自慰行為を始め、こちらの不快感は限界になりました。本来は乗務員が注意すべきところなのに、困惑はするものの見て見ぬふりということなのか、何の手段も講じてくれませんでした。機内の治安を守ろうという強い姿勢が不足しています。」
同メディアの取材に、Jetstarの広報担当者は「我々も警察の事情聴取に協力しているところです。フライト中の機内でそのような迷惑行為があったことを非常に嘆かわしく思います。その男性は我々およびカンタス・グループ各社において、搭乗拒否のブラックリストに登録されました」などと述べている。
※ 画像は9news.com.auのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)