エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】きゃりー新作MVで「お気に入りのシーンは全裸」。やっぱり『もんだいガール』

きゃりーぱみゅぱみゅが3月18日に発売する10thシングル『もんだいガール』のミュージックビデオ(MV)が公開され、テレビの情報番組でも取り上げられた。ネットでも早速、「“ドラゲナイ”のシーン」が話題となっている。彼女はツイッターでその件についてファンからの質問に答えており、他にも「結構ギリギリのシーンがたくさん」と明かしている。

きゃりーぱみゅぱみゅの10thシングル『もんだいガール』は木10ドラマ『問題のあるレストラン』の主題歌に起用されて話題となっている。3月18日の発売に先駆けて、このたび“きゃりーがパパラッチされまくり!! 問題だらけの!?”ミュージックビデオが公開された。

彼女は「『もんだいガール』は、これまでにない、かっこいいサウンドと、攻撃的な歌詞になっているので、ミュージックビデオは私なりに攻めた作品にしてみました」とこだわりを語っている。

「衣装もセレブ風の全身ピンクや、アニメ風の全身黒尽くしなど、今までになかった私を楽しんでもらえるのではないかなと思います。ダンスも、初めて外国人の方にダンサーさんと共演し、すごいインパクトです。サビはみんなで踊れるように、簡単にしてみましたので、MVで覚えてライブにも遊びに来てもらえると嬉しいです」とコメントしているが、作品に潜む問題はそんなものではなかった。

きゃりーぱみゅぱみゅ10thシングル『もんだいガール』ジャケット(2)

YouTubeで公開されている『もんだいガール [Short ver.]』ではラストで瞬間的に映るだけだが、情報番組で放送された本編の画像には彼女が黄色いトランシーバー型のマイクを持って“ドラゲナイ”のポーズをとる場面も見られた。ネットでも「きゃりーぱみゅぱみゅが新曲『もんだいガール』のPVでドラゲナイw」と盛り上がっている。

バンド・SEKAI NO OWARIの楽曲『Dragon Night』を“ドラゲナイ”と呼ぶものだ。きゃりーと交際中とされるボーカルのFukaseがトランシーバー型のマイクを持って歌うことからそのポーズで“ドラゲナイ”を真似るファンが増えている。きゃりーは『きゃりーぱみゅぱみゅ(pamyurin) ツイッター』で「きゃりーちゃん! これほんと?」というファンのつぶやきをRTして「なんか、みんなやってると聞いて」と答えた。

さらに彼女は“攻撃的”、“攻めた作品”というMVのコンセプトについて「私自身の事や世間で話題になった事をいかにユニークにいれるかがポイントでした」と補足しており、「中田ヤスタカさんや田向監督とお話して“やっぱきゃりーはこうでいかないと”とゆう事で結構ギリギリのシーンがたくさん」と明かしている。

本編では「ツイートしたら携帯が燃えたりもするよ。笑」「お気に入りのシーンは全裸」などまだまだ“問題シーン”が見られるようだ。

今回の作品もこれまで同様に演出・監督は田向潤さん。衣装は飯嶋久美子さんが担当した。作品の映像からは想像できないが、撮影は2月の大寒波が襲う極寒の都内にて、早朝8時ロケからスタート。翌日の朝8時に撮影終了という、24時間を超える大掛かりなものだった。きゃりーぱみゅぱみゅがパパラッチに追われるシーンからスタート。ビデオの中では、気持ちの良い小春日和にも見えるこの日の気温は、なんと2度。身体には何十個ものカイロを装備して極寒の撮影に臨んだ。

『もんだいガール』はサウンドプロデューサーを務めるCAPSULEの中田ヤスタカに、きゃりーが自らのアーティストとしての強い想いを語り、書き下ろしてもらった作品だ。ポップミュージックの最先端とも言えるサウンドと映像が詰まった今回のミュージックビデオだが、陰にはそのようなアナログ感溢れる苦労があったのだ。少々の問題シーンもそれを思えば微笑ましく映る。

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)