昨年のアカデミー賞授賞式にて、米俳優ジョン・トラボルタ(61)はディズニー映画『アナと雪の女王』の大ヒット曲「Let It Go」の歌手イディナ・メンゼル(43)をステージへ招くプレゼンター役を承諾。そこでイディナの名を完全に言い間違えたことが、授賞式最大の“爆笑ネタ”となってしまった。そのジョンが今年のアカデミー賞にも登場し、イディナと再会。そこでイディナはジョンのことを…。
昨年、イディナ・メンゼルをステージに招くにあたり、ジョン・トラボルタはこんな風に喋ってしまった。
「さあみなさん、とても才能があるまさに至高の歌手、“アデル・ダジーム”を温かくお迎えください!」
これが今も語り継がれる“アデル・ダジーム事件”だが、言ってしまったジョンはかなり恥ずかしかったらしく、その後イディナに謝罪し花などを送ったものの、再会は極力避けていたという。その2人が、今年のアカデミー賞でも顔を合わせた。今回は、まずイディナがステージに登場。そこでジョンを招く際、このように紹介したのだ。
「皆様、私の愛する友人、“グロム・ガジンゴ”を温かくお迎えください。」
颯爽と登場したジョンは、笑顔でイディナをハグ。「まあ当然の仕打ちだ」と述べた後はテンパった様子でイディナの顔を触り、密着した状態でこう口走った。
「だけど君は、僕が愛するビューティフルな人。とても才能がある、まさに至高のイディナ・メンゼルだ。」
その後ジョンは会場に向かって「今の言い方、正しかった?」と言い、笑いをとったものの、視聴者からは「イディナへの濃厚な絡みが気持ち悪かった」と批判が集中した。ちなみにこの日、ジョンはスカーレット・ヨハンソンにも腕を絡め頬にキス! 突然のことに驚いたスカーレットの憮然とした表情が話題になり、英メディアは「これではただの気持ち悪いオジサンだ」とジョンを酷評している。“アデル・ダジーム事件”で沸いた昨年の授賞式だが、今年は過剰なスキンシップが際立ったジョンであった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)