R-1ぐらんぷり2015の3回戦でお笑いコンビ・2700のツネが会場を大爆笑させた。よしもとが動画公開している彼のネタを見ると、観客が腹から笑うナチュラルなウケ方に感心するほどだ。しかしながら、彼は3回戦で敗退、準決勝へ進めなかった。
お笑いコンビ・2700と言えば、八十島弘行が歌い、ツネが踊る歌ネタ、リズムネタで知られる。キングオブコントでは決勝進出、オールザッツ漫才では優勝経験もあるが、R-1ぐらんぷり2015でツネが見せたネタはコンビでの概念を覆した。彼がYouTubeで投稿する『2700 ツネのこれやりたかってん!』に近いと言えるだろう。
よしもとがYouTube『吉本興業チャンネル』でR-1ぐらんぷり2015のツネのネタを公開している。乳首に洗濯ばさみでつけた鈴を、フラフープを回して外すネタは特に大ウケで、観客の大爆笑を耳にすると、ツネが1月21日に『2700ツネ(2700TSUNE) ツイッター』で「R-1ぐらんぷり 3回戦で敗退かぁーっ! くそーっ! 悔しいーーっ!」と叫んだ気持ちも分かるような気がする。
審査員がどのような基準で選んだかは分からないが、ツネが体を張って見せるネタがかなり際どいので落とされた可能性もありそうだ。だとすれば、勝ち上がるにはテレビ放送向けのネタづくりが必要となるだろう。
そんな2700・ツネだが、3回戦の動画でも披露している「ホットヒーヒー」の輪が着実に広がりつつある。ツイッターで呼びかけた“ホットヒーヒー募金”は2月11日で110日目を迎え総額で2593円となった。同募金はツネが1年間限定で「ホットヒーヒー」のポーズをした写真を投稿すると「ホットヒーヒー1人×1円で募金します!」と始めたもので、若者を中心に反響を呼んでいる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)