高橋ジョージと三船美佳の離婚問題で注目される「モラルハラスメント(モラハラ)」について、バラエティ番組『アッコにおまかせ!』が取り上げた。モラハラ以外にも「スモークハラスメント」、「スメルハラスメント」など○○ハラと呼ばれる定義は30種類近くもあるという。しかも、和田アキ子の行為はその中のいくつかに該当するのではないかと共演者から証言があった。
「モラルハラスメント(モラハラ)」とは、“言葉や態度などの見えない暴力によって、相手を束縛したり精神的に追いつめる行為”とされる。高橋ジョージの三船美佳に対するモラハラ行為が離婚の原因ではないかと言われている。1月25日に生放送された和田アキ子の冠番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)でもその件を取り上げ、○○ハラと定義されるものを紹介。「ドクターハラスメント」や「マリッジハラスメント」など数々の定義があることに和田アキ子も驚いていた。
その中で和田は「ジェンダーハラスメント」が“性別を理由とした差別”によるものだと分かると、「私なんて、女か男か分からないと何度言われたか!」と自らの体験を振り返る。すると、お笑い芸人の陣内智則が「カラオケハラスメント」について、和田アキ子からカラオケボックスで「陣内! コブクロを歌え!」と度々強要されることを訴えた。藤原紀香と仲の良いタレントのはるな愛は、カラオケボックスで陣内が歌う『永遠にともに』を聴いていつも泣いているらしい。
他の芸人からも、和田の行為は「アルコールハラスメント」だと証言があったが、彼女は「お酒を飲めない人に強要したことはない」と断言した。しかし「お酒で迷惑をかけたことには覚えがあります」と認めている。
峰竜太の豪邸でレギュラー陣が飲んだ時のことだ。和田はイケメンで知られる国山ハセンアナウンサーに「ハセン! プールに入りたいやろ!」と強要。国山アナがパンツ姿で温水プールにダイブしたことが分かった。温水プールではあるが、当時の気温は-0.5度だったという。
「パワーハラスメント(パワハラ)」だと共演者たちが和田を責める中で、当の国山アナが「私はパワハラだとは思いません」と発言。和田もホッとしていたが、国山アナは「でも、あの状況で私に拒否権はなかったです」と証言した。
和田アキ子はこうした○○ハラの定義を知って、「じゃあ、何を話したらいいの?」とこぼしている。普段の会話も気軽にできなくなると不安を感じたのだろう。
前日、24日に放送された『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)で、ビートたけしは「モラハラと言ったって芸能界や古典芸能の世界では酷いもんだ…」と語っている。○○ハラと定義することで迷惑行為の抑制につながる一方、必要な関係が作りにくくなることも懸念される。結局は当事者が納得しているか否かが大切と言えそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)