エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】蛭子能収、クイズ番組にカンペ持参。ひこにゃん、バリィさん…必死に覚えるも報われず。

テレビ番組へ出演している漫画家の蛭子能収はいつも地味な色の衣装で、周囲に気を遣わず好き勝手に振る舞っているイメージがある。だが今年から彼に大きな変化があったのだろうか。あるクイズ番組に“人気者”という括りで招かれた蛭子は目の覚めるような真っ赤なセーターを着用し、アンカーを任されたコーナーでは“カンニングペーパー”を持ち込むという張り切り(?)ぶりであったのだ。

“見た目は異様な集団”と堀内健(ネプチューン)が紹介したのは、昨年後半からバラエティ番組への出演が激増している元柔道全日本監督の篠原信一氏と大人気ご当地キャラ・ふなっしー、そしてバスの旅番組で何度目かのブレイクを果たした漫画家の蛭子能収である。彼らは26日放送の『ネプリーグ』(フジテレビ系)で“人気者チーム”として顔を揃えた。

同番組出演時のふなっしーは背景がCG合成のためか、いつも緑のヘタの部分を帽子などで覆っている。この日、赤のベレー帽で赤のセーターを着用していた蛭子と並ぶと、ふなっしーとお揃い効果なのか彼まで可愛らしく見えた。おまけに普段は愛嬌など振りまかない蛭子が、横に座っていたふなっしーを撫でながら裏声で「やっほ~」…どうしたのだろうか。

最初の英語クイズで「Where is the largest country in the world?(世界で一番広い国はどこ?)」と質問され、「アイ アム ジャパン」と答えて不正解。日本語で同じ質問をされても「アメリカ(正解はロシア)」と答え、間違えたのが悔しいのか蛭子は珍しく頭を抱えている。このクイズ番組は団体戦なので、少しは責任を感じているのか。それとも年季の入ったギャンブラーは、クイズでも“負ける”ということが我慢ならないのかもしれない。

接戦で最終ステージを迎え、グループ・アンカーの蛭子はもの凄い思い詰めた表情でうつむいている。他の4人がワイワイ喋っているのに参加せず、画面には下を向き過ぎて彼の頭頂部しか映らなくなった。天の声(ナレーション)から「蛭子さんが、おかしいですよ」と指摘され、彼はハッとして作り笑いを浮かべた。

「何ですか! この紙は」と大げさにわめく堀内健と、「違う、違う、これは…」と必死に何かを隠そうとする蛭子能収。このコーナーのために予想問題を考え勉強していたらしいのだが、『超常識クイズ ネプリーグ【公式】(cxnepleague) ツイッター』によると番組出演者に配ったスケジュール表の裏に答えを書き込み、こっそりスタジオに持ち込んだらしい。そこに書いてあった単語は、ひこにゃん、せんとくん、ぐんまちゃん、バリィさん…。本番が始まっても下を向いて口を動かしていたのは、覚えるのに一生懸命だったのだろう。蛭子によるとクイズが始まれば、紙は仕舞おうと思っていたそうだ。意外だが、クイズ番組では彼も予想問題まで考えてちゃんと勉強しているのだ。しかし残念ながらこの日、ご当地キャラ関連のクイズが出ることは無かった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)