淫行騒動を起こし芸能活動を休止していた山本圭一(極楽とんぼ)が19日、お笑いライブを行った。彼の活動再開を心待ちにしていたのは、ロンドンブーツ1号2号・田村淳ら吉本の後輩芸人だけではない。所属事務所が違っても山本を慕う芸人は多いという。おぎやはぎの2人も以前から自身のラジオ番組で“本当に凄い人で天才”だと彼を称賛し、昔のようにテレビやラジオで活躍して欲しいと熱望しているのだ。
1月8日の『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)で、山本圭一が芸能活動を再開しお笑いライブを行うことを興奮気味に語っていた2人。小木博明はお正月休みに訪れていたハワイのプールサイドでその一報を聞き、一緒にいた千秋と大喜びしたそうだ。矢作兼は「これ、プレミアチケットになるんじゃない?」と言い、休業している間も何度か山本と会っているが“何も変わっていない、全てが錆びていない”とべた褒め。「正月からのビッグニュースだ」と大騒ぎであった。
どうやらおぎやはぎの周りでは山本の芸能活動の再開を大いに歓迎し、行われたライブも相当面白かったらしい―と明るい話ばかりだったようだ。だからこそ、矢作が目にした「極楽・山本圭一のテレビ復帰、視聴者は“NO”」といったネットニュースには、信じられない思いだったらしい。(TOKYO MX『5時に夢中!』で行われた山本圭一のテレビ復帰に関する視聴者アンケート 賛成数2982、反対数4352、どちらでも良いが3812)
22日の同ラジオ番組内で、おぎやはぎの2人は「反対が多いと、それを真に受ける人たちも多いよね」と危惧した。本当は何とも思っていない人まで「みんなが(山本のテレビ復帰を)反対なら、私も反対」という、矢作曰く“どうしようもない人”が増えるのではないかというのだ。そして好感度が高い人だけがテレビに出るわけではないため、「こんなアンケートは意味が無い」と小木が一蹴。さらに矢作は視聴者が嫌いな芸人でも「理由があるからテレビに出ている。理由が無いのにテレビに出られるほど甘いものじゃない」と話し、アンケートの結果よりも“待望論”が重視されることもあると持論を展開した。
山本の復帰を快く思わない要因としてよく見受けられる、“芸能界は甘すぎる”“普通の仕事では復帰できない”という意見に対しても、「そういうものなの?」「(山本が)嫌いなんじゃない?」とおぎやはぎは話している。アンケートを実施した『5時に夢中!』に寄せられた意見には、“復帰を声高に叫ぶ同僚芸人に違和感”という内容があったが、彼らにこの視聴者の思いが伝わることはあるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)