フジテレビのバラエティ番組『バイキング』で、レギュラーの伊藤利尋アナウンサーに代わって佐野瑞樹アナウンサーが登場。共演者のお笑い芸人から「この番組はカゼで休んでいいの?」と怪訝そうにされる一幕があった。それに対して代役の佐野アナが放った一言は注目に値する。
1月9日のお昼の生放送バラエティ、金曜『バイキング』(フジテレビ)に登場したのは、いつもの伊藤利尋アナではなく、佐野瑞樹アナだった。レギュラー陣が「あれ? 伊藤さんは?」とざわつくと、佐野アナは「伊藤がカゼをひいたので代わりにやってまいりました」と説明。
レギュラーメンバーのお笑い芸人・土田晃之が「カゼで休んでいいの? この番組!?」と呆れたように言うと、佐野アナは「ハイ、みなさんもカゼをひいたら休んでください」と堂々と返した。
この日は、同じフジテレビの朝の情報番組『とくダネ!』のレギュラーMC・菊川怜がインフルエンザのために欠席している。インフルエンザはウイルスによる急性感染症として認識され、昨今では感染を広げないためにも休むことが常識となってきた。一方でカゼはインフルエンザに比べると症状が軽いことから、土田が言うように「カゼくらいでは休めない」という風潮がある。
しかしながら、カゼもひけば辛いし、せきやくしゃみによる飛沫、鼻水や唾液がついた手で自分の鼻や口の粘膜に触れると感染するので周囲に影響を及ぼす。個人事業的な性格の芸能人と、会社員である局アナウンサーで考え方の違いもあるだろうが、キッパリと「みなさんもカゼをひいたら休んでください」と言い切った佐野アナには拍手を送りたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)