エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】ミッツ、“結婚を商売にしちゃダメ”と持論。「聞いてるか! 鈴木奈々は」と止めを刺す。

“おしどり夫婦”として知られていた女優の三船美佳と、ロックバンド「THE 虎舞竜」の高橋ジョージの離婚問題が今月16日、一部スポーツ紙で取り上げられた。高橋は離婚に応じず離婚調停は決裂、三船が離婚を求めて提訴する事態という。“おしどり夫婦”ぶりをアピールすることによってCMやバラエティ番組への出演が増えるケースは多いが、このように芸能人が“結婚を商売にする”ことに、タレントのミッツ・マングローブが異論を唱えている。

1月16日放送の『5時に夢中!』“夕刊ベスト8”のコーナーで「三船美佳、高橋ジョージとの離婚問題」を取り扱うと、スタジオのコメンテーターからは離婚を求める彼女を擁護する声ばかりであった。

16歳の三船を妻にした高橋は当時、40歳。彼女が大ファンだった「THE 虎舞竜」の人気ボーカルであり、雲の上の存在だった憧れの男性との結婚である。24歳という年齢差も、三船にとっては“頼れる大人の男性”としてプラスになっていたのではないだろうか。

金曜コメンテーター・中尾ミエやゲストコメンテーターの俳優・伊吹吾郎も、三船が離婚を決意した気持ちに理解を示す。父親のような年齢の夫に甘え、彼の言うことを素直に受け入れていた幼い妻は20代前半で母親になり、子の成長に合わせて自身の仕事も増やしてきた。無我夢中で過ごした結婚、出産、そして育児が一段落しても、三船の年齢は30歳にも届いていなかっただろう。彼女の精神的な成長や変化に高橋が気付かなかったのか、対応できなかったのか。中尾は「昔は彼女が生活を合わせてくれていたんだから、今度は高橋さんが合わせてあげないとね…」と言えば、2人と共演経験のある伊吹も「美佳さんがだんだん大人になってきて、“待てよ”と思うようになっても仕方がない」と話す。

2011年には理想の夫婦に贈られる「パートナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、多くのバラエティ番組にも“おしどり夫婦”の代表として出演の多かった2人。それをアピールし続けることに、金曜アシスタントのミッツ・マングローブは「窮屈であろう」と異論を唱えた。長い結婚生活は山あり谷ありで、冷却期間が必要となるいさかいが起こることもある。隠しておきたい私生活の問題が明るみに出た時、仕事にまで悪影響が出ることは芸能人といえども精神的に辛いだろう。最後に“結婚を商売にしちゃダメ”とつぶやいたミッツは、突然カメラに向かって「聞いてるか! 鈴木奈々は」と吐き捨てていた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)