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writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】前田敦子、ベッドシーンも「抵抗ない」。監督が「強さと弱さを持った人」と絶賛。

「ねぇ、しよ、して」と前田敦子演じる“飯島沙耶”が恋人におねだりする、ドキッとする台詞も印象的な映画『さよなら歌舞伎町』。新宿歌舞伎町のラブホテルを舞台にそこに関わる男女の群像劇が繰り広げられるが、AKB48を卒業後は女優として活躍を続ける前田が、今後ベッドシーンに挑戦するか否かに言及した。

8日、都内で同映画の「日本外国特派員協会」記者会見に出席した主演俳優・染谷将太、ヒロイン・前田敦子、廣木隆一監督。この会見のメインは外国人記者との質疑応答だったが、染谷が元旦に女優・菊地凛子との結婚を発表したこともあり、染谷からコメントをとろうとする日本の報道陣は少々ピリピリムード。また、冒頭からベッドシーンについてのきわどい質問が続き、前田はいくぶん緊張しているかのようにも見えたが、ときおり愛くるしい笑顔も見せた。

笑顔を見せた前田敦子

前田は外国人記者からの質問に応じ、ベッドシーンについて「自分を作品の中でそういう風に求めていただけるのだったら、作品のためなら全然、抵抗はないですね」と慎重に言葉を選ぶように回答。また、前田を起用した理由について、廣木監督は「AKBの頃からの強さと弱さを両方持っている人。中間がない感じがすごく好き。人間的でいい」と女優としての前田の魅力を分析した。

『さよなら歌舞伎町』「日本外国特派員協会」記者会見。左から廣木隆一監督、染谷将太、前田敦子。

そんな前田が苦労したのはギターでの弾き語りのシーンだという。前田は有名ミュージシャンを目指している女の子を演じているため、ここは外せないシーンだ。「いっぱい練習しました。歌うと弾けなくなる、弾くと歌えなくなる」というジレンマに陥ったそうだ。

AKB48時代に総選挙で前田とトップ争いで沸かせた大島優子も、今はAKBを卒業して女優として活躍している。昨年公開された映画『紙の月』では、第39回報知映画賞で助演女優賞を受賞し、演技力も高く評価されている。大人の女優として一歩ずつ成長を見せている前田と大島は、AKB48を卒業しても良きライバルとなっていることだろう。

主演・染谷将太とヒロイン・前田敦子

映画『さよなら歌舞伎町』は1月24日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次公開。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

【エンタがビタミン♪】前田敦子、ベッドシーンも「抵抗ない」。監督が「強さと弱さを持った人」と絶賛。