来年公開される映画『イニシエーション・ラブ』の特報が公開された。ヒロインを演じる前田敦子もツイッターで「特報!! 早い!!」と驚いている。ただ、そこには一瞬だが、前田のベッドシーンと思われる映像が見られる。あっちゃんファンにはその点でも気になる作品となりそうだ。
小説『イニシエーション・ラブ』を実写化することについて原作者の乾くるみさんは「アレを映像化するのですか? 本当に?」と反応した。それほど映像化が難しいと言われた作品に挑戦するのが、『トリック』『SPEC』シリーズで知られる堤幸彦監督だ。一見するとラブストーリーだが、“最後の2行”で想像を絶するミステリーに気づかされる。
ヒロインとなる前田敦子も『前田敦子(@Atsuko_100) ツイッター』で「特報!! 早い!!」と驚くほどのタイミングで公開された特報動画。この中で「120万人が恋をしたラブストーリー」のコピーが一転、「120万人が騙されたラブストーリー」へと変わる。「あなたはきっと2回観る」と言い切るほど意外な展開が待っているのだ。
そんな精妙なストーリーを主人公の大学生・鈴木夕樹役の松田翔太とヒロインの歯科衛生士・成岡繭子役の前田敦子をはじめ、三角関係に絡む、石丸美弥子役の木村文乃らが演じる。
“たっくん”こと鈴木夕樹(松田)と“マユ”こと成岡繭子(前田)は合コンで知り合い、愛を育んでいく。マユは「初めて好きになった人がたっくんで良かった」という純情な20歳だ。
だが、公開された『イニシエーション・ラブ』特報では、たっくんと付き合ううちにマユが泣き崩れることに。さらには、ベッドの上でたっくんから抱きつかれるシーンも見られる。これまでホラーやサスペンス、だらしない女性など様々な役を演じてきた前田敦子だが、ここまで恋愛に翻弄される役は初めてではないか。
特報を見ても、やはりラブストーリーとしか思えないのだが、乾くるみさんは映像化にあたって驚きながらも「おそらく原作とはかなり違ったものになるのでしょう。何卒お手柔らかにお願いします」とコメントしている。それほど表現が難しいトリックが映画でどのように描かれるのか。特報によると公開は“5.23 SAT”となるようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)