元プロキックボクサーで、現在は俳優として活躍している宮城大樹。フジテレビ系人気番組『テラスハウス』の出演で一気に知名度を上げ、23日にはTBS系番組『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦』に出演。自慢の肉体を披露し観客を沸かせた。そんな彼が、同番組で共演した元格闘家・魔裟斗とのやりとりをブログで告白。魔裟斗からの一言にいたく感動したと語った。
宮城は24日、「裏話。」のタイトルでブログを更新。23日に放送されたTBS系スポーツ番組『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦』に出演し、“格闘技界のレジェンド”魔裟斗と共演したことを振り返った。
魔裟斗と対面した宮城は「バケモノみたいな身体。引退しても変わらず、むしろ進化してるぐらい。レジェンドは世界の人はやっぱちがう」とその姿に圧倒された様子。「休憩中も気軽に話しかけてくれて まさか、魔裟斗さんと共演できるなんてすごく光栄でした」と、憧れの人との共演に感銘を受けたようだ。そして、魔裟斗から“ありがたい言葉”をもらったと告白した。
もともとプロキックボクサーとして活躍していたものの、身体的な問題から惜しくも2013年に引退を発表した宮城。そんな彼に魔裟斗は、「引退残念だったね。でも、完全燃焼しなくてよかったね」と声をかけたそうだ。初めはよく意味が分からず、「なぜですか?」と聞き返したという宮城。すると魔裟斗は「完全燃焼したら人生つまんないでしょ? 次に進めないでしょ? だからおれは完全燃焼しなかった」と答えたというのだ。
日本人初のK-1 WORLD MAX王者であり、絶大な人気と実力を保持したまま2009年に引退した魔裟斗。突然の引退発表に驚きの声が溢れたが、その裏には魔裟斗のこんな思いがあったようだ。そして、この信念を貫いたからこそ、現在の活動に力を注げるのかもしれない。
今年引退式を行い、俳優としての第一歩を踏み出した宮城。キックボクシングで完全燃焼できなかった悔しさをバネに、今後新たな飛躍を遂げてくれることを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)