KinKi Kidsの堂本剛が、DREAMS COME TRUE（ドリカム）との交流について音楽番組『LIVE MONSTER』で語った。同番組のMC・中村正人の自宅に呼ばれて食事をするなど親しい関係を明かしている。中村からジャニーズのアイドルとして「剛くんはこれをやるべきだよ！」とアドバイスされたこともあるという。

堂本剛とDREAMS COME TRUEの仲が良いことはKinKi Kidsファンの間では知られているようだが、どのような交流があるかを本人が語ったことはあまりない。12月7日に放送された『LIVE MONSTER』（日本テレビ系）にKinKi Kidsがゲスト出演しており、堂本剛が「僕はドリカムファンですから」とその件について詳細に語っている。

DREAMS COME TRUEはKinKi Kidsの19thシングル『ね、がんばるよ。』や、2011年11月にリリースした12枚目のオリジナルアルバム『K album』に収録されている『願う以上のこと 祈る以上のこと』を楽曲提供している。堂本剛がドリカムの楽曲『MARRY ME？』が好きだと聞いて、そのアンサーソングとして書いたのが『ね、がんばるよ。』だった。その頃から両者の交流は始まったようだ。

堂本剛は中村正人の自宅を訪れたこともあり、彼の母の手料理もいただいたという。中村は「剛くんに見せたいものがある。ジャニーズのアイドルとして、剛くんはこれをやるべきだ、これは絶対に見て欲しい」と言い、部屋を移って見せてくれたのがアメリカのミュージシャン・プリンス（Prince）の映像だった。中村は「堂本剛はこういうファンクをやった方がいい！　カッコイイよ！」と力説して、2人でリズムに乗って盛り上がった。

ドリカムファンとして中村正人の自宅での出来事を「ドキドキしました」と振り返る堂本剛だったが、横浜で吉田美和も入って3人で中華料理をおごってもらった時は「興奮してお姉ちゃんに電話しましたもん！」と明かしている。

一方で、堂本光一は中村から「いろいろなインタビューを見ても、光一くんがドリカムファンだという言葉はひと言も出てこない」と指摘されて、「そういうことではないです」と返した。また、中村が“KinKi Kidsがこれからやってみたいこと”について「2人でプライベートで旅にでも行ったら？」と提案した時に、光一は「はっきり断言します。イヤです！」と即答して剛を苦笑させた。どうやら、堂本光一はドリカムの熱いファンではないようだ。

それにしても、「プリンスのようにやるべきだ」とアドバイスするのだから、中村正人がいかに堂本剛の資質を認めているかが分かる。そうしたことから考えても、ドリカムは彼だけでなくKinKi Kidsのパフォーマンスにも影響を与えているのではないか。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）