ふなっしーがサンタクロース姿の“ふなサンタ”となって、地元船橋市の保育園や小児病院を訪問した。昨年に引き続き今年も同行したフリーアナウンサーの横町藍が、ブログで詳細を伝えている。ふなっしーの頑張りを目にしてきた彼女は「“本梨”は自分からこういう偉業を言いたがらないと思うから、周りの人間がこっそり密告」と、それを明かさずにはおれなかったようだ。
ふなっしーが12月22日に“ふなサンタ”として子どもたちにクリスマスプレゼントを届けた。“あいちぃ”こと横町藍のブログ『あいちぃ日和。』によると、サンタクロースの衣装は「梨トモさんにいただいた」もので、ヘタが出るところまである凝った作りだ。横町藍と「MyFunaねっとの編集長山崎さん、ご当地キャラ博士の“のざりん”こと野澤さん」といった昨年と同じメンバーが同行した。
昨年は船橋市内の保育園を訪れたが、今年は保育園に加えて小児救急病院や、船橋市薬円台児童ホームで行われた市公認キャラ・目利き番頭 船えもんが参加する“船えもんXmas”にサプライズ登場するなど大活躍となった。
保育園では“ふなサンタ”が現れると子どもたちから大歓声が沸いた。「最初は興味本位でふなっしーのことポコポコする子もいたんだけど、『なでなでしてあげてね』って言ったらみんなイイこイイこしてくれたの」とあいちぃもなだめるのが大変だったようだ。子どもだけでなく、参加していたおじいちゃんも“ふなサンタ”とギューッとハグして素敵な笑顔を見せていた。
病院ではあいちぃら人間はマスクをつけて訪問。個室も回り、「手術前の子もいて、ご両親含めてとても喜んでたように感じました」という。“ふなサンタ”もふなっしーの似顔絵のプレゼントをもらって嬉しそうだ。“船えもんXmas”では船えもんと一緒に盛り上げ、“ふなサンタ”からクリスマスプレゼントを届けた。あいちぃは「100人以上にふなっしーから直接渡したんじゃないかなぁ? よくがんばった!」と振り返る。
あいちぃは、ふなっしーがサンタクロースの衣装で“ふなサンタ”におめかしするのを手伝ったり、プレゼントを“ふなサンタ”の手に握らせたりと、裏方として大忙しだったようだ。
だが、サポートを終えた彼女は「今年もふなサンタはたくさんの人をキラキラ笑顔にして、無事に出荷されました」と達成感に浸りながら、「やっぱりふなっしーのパワーや志はすごい。多分、私が思っている以上にすごい」と改めて感じ入った。特に病院では「病気と闘う子どもたちやその親御さんにふなっしーが与えるパワー、物だけではないかけがえのないプレゼント」で素敵な笑顔となるのを目の当たりにしたからだ。
しかも、ふなっしーがこの企画を自発的に行っていることに感激したあいちぃは、「まさか自分が、人間ではなく妖精さんに敬意を抱くとは思ってもみませんでしたが、本当に尊敬します」と明かしている。彼女の他にもふなっしーの“梨柄”に惹かれてサポートしたいと考える仲間たちの結束力も強い。事務所に所属せず活動しているふなっしーだが、そんな仲間がいるから頑張れるのだろう。
この翌日、23日に高さ約2メートルのステージから転落して心配されたふなっしーだが、『ふなっしー(funassyi) ツイッター』で「梨ドクターの検品も問題梨だったなっしー♪でもプリケツには湿布してるなっしー。心配掛けてごめんなさいなっしー♪」と伝えており、25日には“ふなサンタ”姿で「メリークリスマス! ナシャス!」と元気そうに挨拶していたので安心した。
※画像は『twitter.com/funassyi』と他に『twitter.com/aichy0408』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)