ガールフレンドを射殺した罪で禁錮5年の量刑を言い渡された両足義足のランナー、オスカー・ピストリウス。11月22日、ピストリウスは刑務所にて28歳の誕生日を迎えた。
11月22日に28歳となったオスカー・ピストリウス。プレトリアの刑務所には兄妹が訪問して誕生日を祝った。しかし、彼らの滞在が問題となっている。
ピストリウスが収監されている病院棟では月に5名、それぞれ1時間の面会が許されている。また受刑者への差し入れは、刑務所内の売店で購入したものに限るというのが規則である。
現地紙によると22日に訪れた兄妹は、刑務所へ向かう前に購入したケーキ、プレゼント、バースデーバルーンを持ち込み2時間以上も滞在していたそうだ。兄妹はマスコミを避けるため通常とは違う出入口を利用しているが、その際に警備員が車内を点検しなかったことも不審だと伝えている。
これに対し、刑務所側はピストリウスが特別に優遇を受けているわけではないと主張。また、ピストリウスの妹はツイッターで猛反発した。彼女によると、兄と一緒にピストリウスと面会した時間は45分、バルーンなどもガラス越しに見せただけであり「規則どおり、オスカーはなにも受け取っていない」という。
矯正サービス局は11月23日、ピストリウス兄妹が刑務所外で購入したものを持ち込むことができた原因について調査することを発表した。
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(TechinsightJapan編集部 FLYNN)