今月26日のコンサートをもって、約12年間在籍したモーニング娘。(現在はモーニング娘。’14)を卒業する道重さゆみ。“自分は可愛い”と自称するナルシストキャラでありながらも、中心メンバーとしての活躍や努力家としての一面も評価されている「不動のリーダー」である。そんな道重がテレビ番組で、リーダーになる前の“教育係”時代、ストレスで眉毛がなくなっていたと語り周囲を驚かせた。
16日、『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演した道重さゆみは、これまでの活動や今後の展望などについて語った。
番組内では、元メンバーであり仲が良い高橋愛からのビデオメッセージが届いた。高橋によると、道重は後輩を指導する“教育係”時代にテレビの配線やビデオ録画まで世話していたという。
その後輩とは、元モーニング娘。で現在はモデルとしても活躍する久住小春である。この事実を認めた道重は、「教育係って何まですればいいかわからなかった。何でもしていた」と当時の戸惑いを振り返った。だがその頃、そんな過度な世話に疲れたのか、ストレスで眉毛を抜いていたという。眉毛がどんどん薄くなっていたと笑いながら語る道重であったが、それがきっかけで“教育係”自体が廃止になったというからよほどのことだったのだろう。
モーニング娘。といえば、かつては幅広い年代のメンバーが在籍し、上下関係がきっちりしている印象だ。道重の意外な苦労に、スタジオからは驚きの声があがった。
また、現在のモーニング娘。’14に関しても「休憩中に休もうと思っていると、他のメンバーは鬼ごっこをしている」「道重さんもやりましょうよ、と誘ってくる」といい、今でも後輩の世話に手を焼いている様子だ。そんな後輩たちにとって、道重さゆみの卒業はステージパフォーマンスだけでなく精神面でも大きな試練となりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)