お笑いタレントの東野幸治が、人気お笑いコンビ・日本エレキテル連合を潰そうとしているという報道についてツイッターで「デマです」と否定。「西野君が流してるんですか?」とキングコング・西野亮廣の名を出して笑いに変えた。果たして“日本エレキテル連合潰し”の真相はどうなっているのか。
日本エレキテル連合のギャグ「ダメよ~ダメダメ!」 このおなじみのフレーズが、吉本新喜劇にレギュラー出演しているベテラン芸人・島田一の介が長年使っているギャグ「ダメよダメよダメなのよ~」に酷似しているというパクリ疑惑が浮上した。11月1日に報じられた内容では、島田は売れっ子の日本エレキテル連合に気を遣って自分のギャグを自粛しており、それを見かねた東野幸治らよしもと芸人が彼女たちにクレームを入れるべく動き出したという。
その情報をファンから知らされた東野は、11月2日に『Higashinodesu(Higashinodesu) ツイッター』で「えっ! デマです。西野君が流してるんですか? 梶原君かな!? やめて! デマ流すの!」とつぶやいた。
彼がレギュラーMCを務めるバラエティ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)の11月2日の放送ではキングコング・西野亮廣がゲスト出演しており、東野は「“太宰治が嫌い”と言って炎上した」、「西野と東野は才能が無いんだから」などいじり倒していた。さらに「実は、相方の梶原の方がイタイ」と出演していない梶原雄太の名前も出しており、ツイートで“デマを流しているのは2人ではないか”と笑いに変えたのもその流れからだろう。
今回の“日本エレキテル連合潰し”の噂に対して、吉本新喜劇で島田一の介が出演するシーンを振り返り「そもそも抑揚が全然違う」と指摘する声もある。しかも島田は「ダメよダメよダメなのよ~」を自粛どころか連発している上に、携帯着信音で日本エレキテル連合の「ダメよ~ダメダメ!」が聞こえてくる一幕もあり、芸人たちが反感を持っているとは思えない。
また、日本エレキテル連合の2人はテレビ番組で「ダメよ~ダメダメ!」のギャグが生まれたいきさつを、ファミリーレストランで見かけた中年男性と女性が、長い時間「ねえ、いいだろう」、「ダメよ~」とやりとりしているのを見て発想したと語ったことがある。
東野幸治の証言と合わせて考えると、“日本エレキテル連合潰し”の動きどころか、パクリ疑惑や島田一の介が気にしているというのも単なる噂に過ぎないようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)