エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】ゲスの極み乙女。ボーカル・川谷は、お笑い芸人を目指していた! 事務所は“人力舎”と決めていた。

“ゲスの極み乙女。”…一度聞いたら誰もが忘れられないバンド名だ。今、人気急上昇中のゲスの極み乙女。だが、意外にもミュージシャンではない夢を持っていたメンバーもいるという。

ゲスの極み乙女。”というバンド名を、お笑いコンビ・ハマカーンの浜谷健司のネタである「下衆の極み」のパクリか?―と疑う声もあるらしい。だが実際はキーボード担当の“ちゃんMARI”が使っていた美大生の友人が作ったトートバックに、“ゲスの極み乙女。”と印刷してあったのがボーカルの川谷絵音の目に留まり、メンバー同士が集まった食事会で提案し決まったのが名前の由来である。この時ハマカーン・浜谷のネタは、頭に無かったそうだ。

11月8日放送の『王様のブランチ』(TBS系)でインタビューを受けたゲスの極み乙女。はバンド名の命名秘話から始まり、川谷が本気でお笑い芸人になろうとしていたことも明かされた。

大学に入学してから軽音楽部に入り、ギターを始めたという川谷。それから動画投稿サイトYouTubeで色々なバンドのライブを見ているうちに、サイトで紹介されているお笑いの動画も度々見るようになった。するといつの間にかバンドの動画には全く関心が無くなり、お笑い動画ばかり見るようになってしまったという。

“よし、お笑い芸人になろう!”と心に決めた川谷は、お笑い芸人専門の芸能事務所「プロダクション人力舎」の門を叩こうと本気で考えていたらしい。しかし軽音楽部の先輩から半ば強引にバンドメンバーに引き入れられ、それから音楽活動一筋となったようだ。

ゲスの極み乙女。の楽曲は聴く人によって印象が全く違う。「どこかで聴いたような感じ」と懐かしむ人がいれば、「今までに無い新しい曲」だと夢中になる人もいる。共通するのは初めてゲスの極み乙女。の曲に接した時から、“また聴きたい”、“もっと聴きたい”と引き込まれてしまうところのようだ。限られた年齢層だけでなく、久しくライブに足を運んでいない年代の人々にも、“ゲスの極み乙女。を生で聴いてみたい”と思わせる魅力がある。バンド名だけで毛嫌いせず、ぜひ幅広い年代に一度は聴いてもらいたいものだ。

※画像は『twitter.com/gesu_otome』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 みやび)