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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ハロウィン用“フランケンシュタインかぼちゃ”を販売。日本からも注文が!(米)

ハロウィンにつきもののオレンジの“お化けかぼちゃ”。個性的なカービングで楽しいものも多い。そんな中、カリフォルニア州のある農場にちょっと楽しいかぼちゃがお目見えし、話題となっている。

毎年10月31日はハロウィンだが、その飾りにコレだけは欠かせないのが、日本では“お化けかぼちゃ”と呼ばれることも多い“ジャック・オー・ランタン”。この時とばかりオレンジ色の大きなかぼちゃが大活躍である。南カリフォルニアでは今年、農家を経営するトニー・ディゲラさんがパンプキンパッチ(市場)でユニークなかぼちゃを販売して評判となっている。

珍しくもちょっと恐ろしい表情のそのかぼちゃは、フランケンシュタインを模った“Pumpkinsteins”。大きさにもよるが1つ75~125ドルと値段は従来のタイプの約10倍もする。「私自身、高くてそんなに払えないと感じるような値段です。このかぼちゃを欲しがるのはリッチな人だけかもしれません」とトニーさん。高価な値段の理由については「プレスするためのさまざまなタイプの金型が必要でしたが、かぼちゃを腐敗させない特殊な素材でできていることが条件となりました。1セット10万ドル、それを2セット作ってもらったからです」と説明している。

おまけにその金型にかぼちゃを収めるタイミングも難しいとのこと。その後のかぼちゃの成長が予想より小さかったり、また大きかったりするとそれらは失敗作となる。ここまで来るには試行錯誤と辛抱の繰り返しであったようだ。トニーさんが変わった形のスイカやかぼちゃを作るようになって4年。今年の“Pumpkinsteins”は5,500もの豊作となり、日本、デンマーク、アラブ首長国連邦からの注文も殺到しているそうだ。

※ 画像はabcnews.go.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)