エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】森脇健児が“引退かけた赤坂ミニマラソン”で号泣。西川きよしも「よしもとに来い!」と感涙。

お笑いタレントの森脇健児が『オールスター感謝祭’14』の赤坂ミニマラソンに23回目の出場を果たした。彼は今回、スタート前に「走りに納得がいかなければ赤坂ミニマラソンを引退する」と宣言。「5位以内に入れなければ引退する」と目標を設定して真剣であることを示し、「陸上競技のプロに勝たせていいんですか!?」と総勢約170人の芸能人たちに奮起を呼びかけた。

1991年秋に始まったTBS『オールスター感謝祭』も今回で47回目となる。10月4日(土)18時30分から生放送された『オールスター感謝祭’14秋 アノ話題の人がナマで大暴れSP』では名物企画の“赤坂5丁目!ミニマラソン”で森脇健児が感動の走りを見せた。

彼は2003年秋に出場した赤坂ミニマラソンで優勝しており、今回で23回目の挑戦となる。彼はスタッフがインタビューしたVTRで「納得のいく走りができなければ赤坂ミニマラソンを引退します」と言い切った。最近のミニマラソンでは陸上競技のプロが上位を占めている現状について、多くの芸能人が頑張っているのだから本来はそうあるべきではないと訴えて「ここで、矢面に立たせてください!」という。

ただ、スタッフから優勝しなければ引退かと確認されると、「優勝しか気持ちは無いが、さすがにハードルが高すぎる…」と突然歯切れが悪くなり、「5位以内に入らなければ引退する」と現実的な目標を設定。赤坂のスタジオでは、そのVTRを見てMCの今田耕司が拍子抜けしていたが、森脇は「5位でも相当厳しい」と主張した。

今田も47歳となる森脇の宣言に不安を感じたが、彼は「歳とともに進化する。体からボディ、ボディから今日はマシンですよ。僕の足は今日はタイヤです!」とやる気満々だ。ひな壇の約170人に向けても「芸能人の皆さん! いつまでも、陸上競技のプロに勝たせていいんですか! オールスター感謝祭、全員で倒しましょうよ、こいつらを!」とエリック・ワイナイナやビダン・カロキを横にして呼びかけている。

いつにも増して熱気に包まれた赤坂ミニマラソン。第1陣は“初音ミク”にコスプレしたキンタロー。やものまねタレントのみかんなど比較的遅いメンバーからスタートした。その60秒後にボビー・オロゴン、葉山奨之、八木真澄(サバンナ)などが走り出し、さらに30秒後に東国原英夫、団長安田(安田大サーカス)、内藤大助らがスタート、それから30秒後に森脇健児、山本博(ロバート)、さらに40秒後に宇野けんたろう(げんき~ず)、森渉。60秒後にエリック・ワイナイナ、猫ひろし。その50秒後に前回優勝したビダン・カロキがスタートした。

1周約850mで心臓破りの坂があるコースを4周、3400m走り抜いてスタジオ内のゴールテープを1番に切ったのは、げんき~ず・宇野けんたろうだった。トップからわずか1秒遅れて2位にビダン・カロキ、3位はエリック・ワイナイナ(トップから+5秒)、4位に駆け込んできたのが森脇健児(+42秒)だった。次いで5位は猫ひろし(+1分12秒)、6位が森渉(+1分28秒)、7位は内藤大助(+1分30秒)、8位に東国原英夫(+1分48秒)、9位が山本博(+2分4秒)とゴールしてきた。

最も1位の予想が多かったビダン・カロキを破った宇野けんたろうはミニマラソン6回目にして初優勝となり、彼は賞金30万円を手にすると「月間900kmは走り、この日のために仕上げてきました」と努力が実った喜びを滲ませた。2位となったビダン・カロキは「もう1周あると勘違いしてペース配分を間違った」と明かし、「リベンジしたい」と次回に意欲を見せている。ちなみに、2位は賞金15万円、3位のワイナイナは10万円で、4位の森脇健児は5万円を手にした。

森脇健児が「うれしいですっ! うれしいですっ!! ボディに染み渡りました!」と号泣しながらコメントすると、ひな壇で見ていた西川きよしも顔をくしゃくしゃにして涙ぐんだ。また、今田耕司から「優勝もいけそうな勢いでしたね?」と振られて、森脇が「勝ちたかったけど…これが…勝てないのが…芸能界!」と涙ながらに答えると、感極まった西川きよしが涙腺崩壊しつつ「もう、よしもとに来い!」とその頑張りを認めていた。

さらに、「陸上選手ともガチンコで走れたし…芸能界で粘ってたらイイことあるなと思った」と嬉し泣きする森脇。今田が「次は、3位、入賞ですかね?」と確認すると彼は「入賞どころか優勝ですよ! 芸能人、みんな頑張りましょうよ!」とさらなる奮起をうながした。そんな森脇の姿に感動したのは西川きよしだけではない。女優の朝加真由美と吹石一恵も目を赤くしてもらい泣きしていたのだ。

森脇が水曜日のキキマスターを務めるラジオ番組の『大谷ノブ彦 キキマス!(kikimasu1242) ツイッター』では「森脇健児 オールスター感謝祭マラソン4位! 男を見せてくれました!! おめでとうございます!」と称えており、『“闘走心”森脇健児陸上部』などの横断幕と応援団らしき人々をバックに笑顔を見せる森脇の姿を公開している。これほど周囲を元気にできたことを思うと、森脇健児がミニマラソンを引退せずに良かったと改めて実感した。

※画像は『twitter.com/kikimasu1242』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)