エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】AKB48・川栄李奈が“ブチキレ”る。ドラマ『ごめんね青春!』で女子高生を熱演。

AKB48の川栄李奈が出演するドラマ『ごめんね青春!』がスタートした。彼女はカトリック系女子高校の女生徒役で登場。第1話ではブチキレる場面を熱演して、早くもネットで「演技が上手い」、「素じゃないのか?」と反響を呼んでいる。

錦戸亮が主演するTBS系・日曜劇場『ごめんね青春!』が10月12日より放送開始した。宮藤官九郎が脚本のオリジナルドラマとして注目されているが、川栄李奈が出演するとありAKB48ファンの間でも話題となっている。

本作は静岡県を舞台として、仏教系男子校とカトリック系女子校が合併することとなり、男子と女子が共学することで起きる出来事や心の葛藤を描く。男子校の教師・原平助役を関ジャニ∞の錦戸亮、女子校の教師・蜂矢りさ役を満島ひかりが演じる。

原平助の高校時代の親友・蔦谷サトシ役で永山絢斗、平助の初恋の人・蜂矢祐子役で波瑠が出演する他、生徒役では、ジャニーズWEST・重岡大毅が男子高生の海老沢ゆずる役、トリンドル玲奈も女子高生の山田・ビルケンシュトック・京子役で出演している。

そんな中で川栄李奈が演じる女子高生・神保愛は脇役ではあるが、第1話では最後のシーンで一気に存在感を見せた。原平助先生と男子生徒十数名が女子校の教室に移動してくる。先生が黒板に名前を板書して「原平助なので“すけべー”と呼ばれることもあります」と自己紹介して和ませようとするが、女子たちの表情は硬い。

しかし、男子の海老沢ゆずる(重岡大毅)だけはこっそりデートを重ねていた女子の阿部あまり(森川葵)に会えた嬉しさから、小さく手を振って笑顔で合図していた。

やがて先生の話にしびれを切らした女子校生徒会長の中井貴子(黒島結菜)が「これは、授業ですか? 模試の勉強したいんですけど!?」と言い出すと、次々と「腹減ったんですけど!」、「これはホームルームですか? 授業ですか?」と不満が爆発する。

神保愛(川栄)もマスクをしたまま「どっちにしろまだチャイム鳴ってません!」と訴えると、イスから立ち上がりながら「つーか、おめー、なにチラチラ見てんだよ!」とマスクを外して男子生徒の方へすごむ。「えっ、じゃねえよ! さっきからニヤニヤしてちっちゃく手を振りやがって!」と海老沢(重岡大毅)に向かって「ヘラヘラすんじゃねえ!」とマスクを投げつけた。

そのマスクを拾いながら先生(錦戸)が「女の子がこんなことをしたら…」と口にしたことで、さらに火がついた。生徒会長が「女子だからいけないんですか、男子だったら物を投げていいんですか!?」と先生を追及。「セクハラ!」と訴える女生徒まで出てきた。教室に緊迫感が張り詰めた中で、「だから、ヘラヘラすんなって!」と神保がさらに怒鳴る。先生がびくっとすると「タレ目じゃねえよっ! 眉毛だよっ!」と先生まであだ名で呼ぶ始末だ。

結局、“チャラ眉毛”の海老沢ゆずるがヘラヘラした相手は神保ではなく阿部あまりだと分かり、困った阿部は泣き出してしまう。神保から「なんとか言ってやんなよ」と言われた阿部は意を決したように机を叩き「見るんじゃねえよ! セクハラで訴えっぞコラ!」とまくし立てるのだった。

教室シーンでの川栄李奈についてネットでは「うまいな、普段からあんな感じなんだろう」、「キレ演技だけ上手かった、ってか素?」、「見ててマジでイラついたからすごいんだろうな」などの感想が書き込まれている。「ちゃんと空気変えたとこ上手い」、「最後に全部持ってった感じ」、「はまり役だな」、「バラエティもそうだが演技も勘がいい」とかなり評価は高い。

ドラマの放送前から「川栄李奈がすっぴんでマスク姿を披露」と話題になっていたが、本番では「マスクとるとこで雰囲気かえるとこぐう良かった」と言われるほどの熱演で、すっぴんも惜しげもなく見せていた。これから2話、3話と進むにつれて神保愛のキャラも変化するらしい。川栄李奈がどこまで演技力を発揮してくれるのか楽しみだ。

※画像は『川栄李奈 Google+』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)