声優の神谷明が歌とセリフを担当した『どうぶつほんねマーチ』が公開された。お笑いネタなどでも耳にしたことのある「サル、ゴリラ、チンパンジー…」というフレーズで始まるコミカルなイメージだが、内容は森をテーマに環境問題に斬り込んだ作品だ。彼がブログで紹介したところ、感銘を受けた読者から「地球は人間だけのものではないですものね」などの反響があった。
神谷明はアニメ『バビル2世』や『キン肉マン』、『北斗の拳』、『シティーハンター』での主人公をはじめ、『うる星やつら』の面堂終太郎、『名探偵コナン』の毛利小五郎役(2009年9月まで)など幅広く活躍しており、誰もがどこかで彼の声を耳にしたことがあるはずだ。
その彼が9月30日に『神谷明オフィシャルブログ「神谷明の屁の突っ張りはいらんですよ!!」』で、「楽しい歌のお仕事をさせていただきました。ぜひ聞いて、楽しんで下さい」と『どうぶつほんねマーチ』のキャンペーンサイトを明かした。
日本テトラパックによるこのサイトは、森の動物たちのアニメとともに分かりやすく環境について学ぶ内容となっており、『どうぶつほんねマーチ』の動画も見られるように動物から案内がある。
『どうぶつほんねマーチ』では映像作家・アニメーション作家としてCMや映像作品で活躍する橋本大佑氏が動画を担当。癒し系の動物たちが“ほんね”を訴える時だけ劇画タッチに変わるのがおもしろい。
それに神谷明の歌声が「サル、ゴリラ、チンパンジー…」とおなじみのフレーズで乗っかり、“ほんね”を叫ぶ。「蝶、カエル、アナコンダー…」と進んでいきながら、アニメを通して「森が消えるなんてサギだー!」と環境問題を訴えていく。
『どうぶつほんねマーチ』を見たブログ読者からは「素敵でした。(楽しかったです)考えさせられるサイトですね」、「エコに気を配っているつもりですが、まだまだ頑張らなくては」、「甥っ子にもみせて森の大切を教えようと思いました…真剣に考える時がまさに『今』来ているのだと思いました」などのコメントが寄せられている。
「すごく面白くて、驚いて、感動しました。声の仕事って、素晴らしいです」という声もあり、「最近少し疲れ気味」な神谷明も1人でフルコーラス歌い、“ほんね”を叫んだ甲斐があったのではないか。
『どうぶつほんねマーチ』のキャンペーンサイトでは、森の動物たちと環境問題を学ぶことができる。(http://www.honnemarch.com/)
http://youtu.be/1u0ftebUH4g
※画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)