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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ケンシロウは失敗だった」。北斗の拳に作者原哲夫がまさかの不満。

『北斗の拳』は漫画、アニメとして大ヒットして完結した今も多くのファンをもつ作品だ。その画を描いた原哲夫氏が、テレビ番組で意外にも納得していなかったことを明かした。

『北斗の拳』には個性的なキャラクターが多数登場して楽しませてくれるが、やはり主人公のケンシロウと宿敵ラオウの人気がダントツだろう。
10月25日放送の「笑っていいとも!」にその作者、原哲夫氏が登場してファンの間でも話題となった。

原氏は『北斗の拳』を描き始めた頃に、ケンシロウとラオウについて納得できていない部分があったと明かしたのだ。
ラオウについては、キャラクター登場直後にファンから一通の手紙が送られてきて「なんだあのいがぐり頭は?」と不満の声が書かれていたのである。
ただひとりのファンからの手紙ではあるが、原氏は今もそれを覚えているのだ。

そしてケンシロウについては原氏自らのイメージで描いたのだが、完成してみると「眉毛が太すぎた」ことに気づいたという。その後掲載する毎に少しずつ眉毛を細くしたと明かした。
原氏は番組のレギュラー陣から「石原良純の眉毛とケンシロウの眉毛が同じくらいの太さではないか」と指摘されると、首をひねって「失敗でしたね」と苦笑いした。

この日の原哲夫氏の証言どおりだとすると、『北斗の拳』を読むときはケンシロウの眉の太さをチェックすると少しずつ違っているはずである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)