エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ベッキーが男性のタイプを語る。浮いた話がないのは“ラブレター禁止令”の影響か。

タレントのベッキーがNHK総合『スタジオパークからこんにちは』に出演して、芸能界に憧れていた子ども時代からレギュラー番組を週7本持つようになった現在までを語った。視聴者からは「男性のタイプ」についての質問もあったが、彼女らしく真摯に答えている。

ベッキーが29歳だった昨年の9月に、『新堂本兄弟』(2014年9月28日に終了)の中で恋愛経験について「私だって多少はあります。29歳ですから」と発言している。そうは言うものの、30歳となった今も彼女の確定的なスキャンダルが出たことは無い。10月23日の『スタジオパークからこんにちは』に生出演したベッキーが語った内容から、そのワケがなんとなく見えてきた。

子どもの頃からテレビが大好きだったベッキーは、渡辺満里奈に憧れて芸能界に入ろうと考えるようになったという。中学生の時には文化祭実行委員になったり、スピーチ大会に出たりと目立つことでタレントへの意識を高めた。そんな彼女の気持ちを家族も理解しており、なんと“ラブレター禁止令”まで出された。「将来、有名になったら過去のラブレターを週刊誌に掲載されるかもしれないので、そうしたものは形に残すな」との主旨だ。

「でも、1回だけ書いたことがあるんです」と明かすベッキー。ところがラブレターをもらった男子が照れてしまい、彼女の目の前でビリビリと破いた。「普通はショックなのだろうが、これで痕跡が残らないと逆にホッとした」という。この時期に、彼女の中には恋愛と距離を置く意識が生まれたのではないか。

中学3年生で『おはスタ』(テレビ東京系)の“おはガール”となり本格的に芸能界デビューを果たしたが、初めてテレビに映る自分を見た彼女は「思っているように出来ていない」と反省したそうだ。『スタジオパークからこんにちは』のMC・戸田恵子は、『おはスタ』のやまちゃん(山寺宏一)を通じて、その頃のベッキーと会食したことを覚えていた。戸田は食事の後で、やまちゃんに「あんなにできあがった子はいないね。なんてしっかりしてるの」「必ず行っちゃうね」とメールしたほどベッキーを見込んでいた。

戸田の見込みどおりに、そのベッキーが今では週に7本のレギュラー番組を持つ売れっ子となった。しかし彼女は「慣れることは無い。今でも一本一本の仕事が本当にありがたい」と感謝しており、台本をもらえば「サラっと読むのではなく、頭の中で一度、シミュレーションして“事前収録”する」、バラエティでは「共演者の胸元(第2ボタンあたり)を見て、『この方は、発言するから控えよう』と間をとる」など努力を欠かさない。

ベッキーは「テレビ番組を心から愛している。こんなに人を楽しませる箱は無い」というほど番組に打ち込んでいる。それだけに視聴者から「男性のタイプ」を問われても、「ポジティブな人がいい。どんなことがあっても『これも、勉強だね』と一緒に乗り越えてくれる人」に加えて「タレント、ベッキーの活動を応援してくれる人。『じゃんじゃん仕事して~!』と言ってくれる人がいい」と答えた。

彼女の半生を振り返れば、子どもの頃からテレビ、芸能界を愛して過ごしてきたようだ。『仕事が恋人だから』とはよく聞く言葉だが、ベッキーにこそそれが当てはまるのではないか。“芸能界を愛するベッキー”を受け入れる男性が現れるまでは、彼女の恋愛も進展しそうにない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)