歌手の森山直太朗が母・森山良子とのエピソード語った。つい最近、良子が涙を流しながら「直太朗はそんなことする子じゃない!」と口にしていたことがあったのだという。
9月8日深夜に放送された『痛快!明石家電視台』に、歌手の森山直太朗がゲスト出演した。番組司会の明石家さんまと“麻雀仲間”だという森山は、リラックスした雰囲気で数々のエピソードを披露した。
現在では母親と良好な関係を築いている直太朗だが、過去には、毎晩のように森山家を訪れるアーティストたちが「直太朗、好きな人できたか?」などの探りを入れるため、自分の部屋に隠れていた時期もあったという。そんな時、玉置浩二がギター片手に部屋の前にやって来ては、ギターを弾きながら「直太朗、いるの分かってるんだよー。ヘイヘイヘーイ!」と明るく声をかけてくれたと、直太朗は笑いながら当時のことを述懐した。
そんな時期を経て、最近の森山良子・直太朗の微笑ましいエピソードも披露された。先ごろ、話題のドラマ『HERO』に直太朗が犯人役としてゲスト出演した。このときの放送を母・森山良子が観ていたときのことである。劇中で取り調べを受ける息子の演技を見た良子は、その場面がドラマか現実かの区別がつかなくなり、涙を流して「直太朗はそんなことする子じゃない!」とテレビに向かって話しかけていたというのだ。ドラマでは直太朗は捕まることになったのだが、良子はそのシーンを見た際は膝を叩いて「やっぱりか…」と感想を述べるなど、涙を流したことなど忘れて完全にドラマの世界に入り込んでしまったという。
歌では今もプロフェッショナルな美声を聞かせる母親・良子だが、プライベートではお茶目でかわいらしい女性のようだ。音楽に関しては今でも容赦ないダメ出しがあり、「まだ母親と同じ土俵には上がれない」と以前に語っていた直太朗。これからもそんな母をときには師のように、ときには温かい目で見守っていくのだろう。
(TechinsightJapan編集部 TORA)