AKB48が募集している“バイトAKB”は9月下旬に最終審査が行われる予定だ。だが、それを待たずにアルバイトに関わる番組企画が進行しているのをご存知だろうか。中にはAKB48の番組収録で、パネラーに前田優子さんをアルバイト採用して「名前がすご過ぎる」と話題になったこともある。
8月10日に千葉・幕張メッセで開催された『バイトルAKB48スペシャルライブ~バイトルの日 夏祭り~』で発表された“バイトAKB”は、現メンバーと共にライブや握手会、CMなどに出演するのが仕事となる。すでに受付は終わっており、書類選考を経て9月14日に1次面接、9月下旬に最終審査を行う予定だ。
“大人AKB”に続く目玉企画となる“バイトAKB”だが、その盛り上がりを前にアルバイト番組が進行している。7月1日深夜にスタートした関東ローカルのバラエティ番組『AKBでアルバイト』(フジテレビ)は、AKB48メンバーが突然欠員が出た仕事の穴埋めを求めて街頭や学校などに向かい、アルバイトしてくれる人材を探して実際に働いてもらうものだ。
ラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』のパーソナリティや『AKB観光大使』でのリポーターなどを、柏木由紀、渡辺麻友らメンバーが街中で声をかけて探すガチな企画である。8月12日から3週かけて放送された「『恋愛総選挙』の収録でパネラーとなるバイト」に採用されたのは、前田優子さんだった。9月10日深夜に放送された全国ネットの『恋愛総選挙』(フジテレビ系)では、実際に前田優子さんが出演。「前田優子って!?」とその名前が話題になった。
また、7月4日の深夜から放送されている福岡県ローカルの『HKTシャカリキ48!』(九州朝日放送)は、HKT48のメンバーが単独でアルバイトに挑戦するものだ。宮脇咲良のラーメン店にはじまり、穴井千尋のペットシッター、渕上舞の明太子工場、兒玉遥のカラオケ店など、実際に働いて数千円のアルバイト代を得る。それをみんなで貯めて、ファンのために劇場用のオリジナル傘を作ろうという企画である。人生で初のバイトだった、はるっぴは『兒玉遥 Google+』で「覚えて慣れるまでがツラい…」と明かしながらも、給料を手にすると「達成感あって、すごく嬉しかったです!」とコメントしている。
これらの番組は“バイトAKB”と同じディップ(バイトル)の単独提供であり、AKB48グループにアルバイトの波が浸透していることを感じる。“バイトAKB”が決定するとさらに盛り上がりそうだ。
ところで、AKB48の“たなみん”こと田名部生来も8月24日よりヴィレッジヴァンガード(ヴィレヴァン)でのアルバイトを始めている。所属事務所Mousa(ムーサ)とヴィレヴァンがコラボした企画で“バイトAKB”とは直接関係はないが、“たなみん”は「これが本当のバイトAKB」と燃えている。こちらも注目しておきたい。
※画像は『兒玉遥 Google+』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)