イギリス南部のある墓地で最近、男の低いうめき声が聞こえ、墓参りの人々を震撼させていた。その後に逮捕されたのは24歳の男。なんとも幼稚な幽霊ごっこであったようだ。

英南岸ポーツマスのキングストン墓地で最近、「うううぅぅ…」と不気味なうめき声が聞こえるとして、墓参りに訪れた人々は誰もが身震い。その訴えに関係者が調査を進めたところ、以前から要注意人物とされていたある男が逮捕された。

英メディア『mirror.co.uk』が伝えているところによれば、逮捕されたのはアンソニー・スタラードという24歳の男。そのキングストン墓地で友人らとサッカーをやって警察のお世話になり、今年1月に12か月の条件付免責（conditional discharge）の有罪判決を受けていた身でありながら、ふたたび墓地にやってきては物陰に隠れて幽霊になりすまし、訪れた人々に不快感を与えて楽しんでいたのであった。

スタラードには罰金と裁判費用とで13,000円ほどの支払いが命じられ、条件付免責期間も3か月追加。裁判官からは「次にまた何か迷惑行為を働いたら、その時は12週間の実刑判決が下るであろう」と告げられたそうだ。なんとも幼稚なイタズラをする24歳だが、自分の好きな居場所は墓地、そこが最もイキイキと輝けるというのも珍しい話である。

※　画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）