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F1界の元王者、ミハエル・シューマッハ氏の医療データがメディアへの売却を目的に盗まれていた事件で、ある男がこのほどスイスで逮捕されていたが、なんと留置場の独房で自殺を図ってしまったもようだ。
昨年12月のフランスでのスキー事故以来、重い脳挫傷の後遺症による闘病生活が続いていたF1界のレジェンド、ミハエル・シューマッハ氏。積極的なリハビリのため、6月中旬にスイス・ローザンヌの病院に移っていたが、そんな彼の治療および闘病記録のデータがごっそりと盗まれていた件で、今月5日にスイス・チューリッヒで逮捕された容疑者が自殺を図っていたことが分かった。
男は6月16日、シューマッハ氏がフランス・グルノーブルの病院からスイス・ローザンヌの病院へ転院する手伝いをしたスイス航空救助隊「REGA」のスタッフ。警察官の取り調べには否認を続けており、ヒアリングが予定されていた6日の朝、留置場の独房で首を吊って死亡しているところを発見されたと複数のメディアが伝えている。
シューマッハ氏のマネージャーであるサビーヌ・ケム氏はデータの盗難を事実だと認めており、「盗んだ者はもちろんだが、買い取って公開を試みようとする者があればそちらへの刑事告訴も辞さない」と強くけん制。700万円近い値で買い取ったメディアがあると報じられるも、いまだデータは公開されていない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)