有吉弘行が、自身の芸人人生のはじまりとなった「オール巨人公開弟子面接」を述懐した。その面接はかなり緊張感のあるものだったが、血気盛んな当時の有吉は面接官たちに臆することなく臨むことができたのだという。
7月30日深夜放送の『マツコ&有吉の怒り新党』で、有吉弘行が「芸能界入りを決めた面接」について語った。
視聴者から圧迫面接の是非に関する投稿が寄せられた際、有吉は1993年に『EXテレビ』で行われた「オール巨人公開弟子面接」でのエピソードを話し始めた。ちなみに昨年の11月に放送された『有吉弘行のダレトク!?』では、その時の映像が一部公開されている。
18歳の有吉は時折可愛らしい笑みを浮かべつつ敬語で話をしていたものの、恐れを知らない若者らしい生意気な態度をとっていた。この映像をリアルタイムで(1993年当時に)見ていたというマツコ・デラックスはその時、有吉に「なんだ、この生意気な奴は」とテレビ越しに思っていたと笑いながら口にした。
一方の有吉は、オール巨人・上岡龍太郎・島田紳助・西川のりお、という4人の面接官が弟子志望者ひとりに対峙する形はまさに圧迫面接そのものだったと述懐する。また、18歳の時は怖いもの知らずでそうそうたる面接官たちに対しても生意気な態度で臨めたが、もし今同じような状況に遭遇したら「おしっこちびるけどね」と笑って話していた。
否が応でも緊張するような面接を見事に切り抜けて芸能界への第一歩を踏み出した有吉は、圧迫面接に悩む人たちに「コントだと思って(やってみるといいと思うけど)ね」とのアドバイスを送った。面接になるとどうしてもかしこまってしまうが、有吉が言うように時には思い切り発想を転換して臨んでみることも大切なことかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 TORA)