10代の女の子がなりたい顔NO.1、「Seventeen」のトップモデル、女優にCMと大活躍中の西内まりや。歌が大好きな西内が満を持して20日「LOVE EVOLUTION」でCDデビューした。みんなを元気にするパワーの持ち主、西内に心境を聞いた。

8日、鎌倉中央海水浴場にて期間限定でオープン中の「Ameba海の家」で“西内まりやCDデビュー記念特別番組　LOVE EVOLUTION@アメーバ海の家”公開生放送が行われた。「小さい頃から歌って踊ることが大好きで歌手になるのは夢だったが実現するのは難しかった」と語った西内の夢がついに叶う時がやってきた。今回のデビュー曲は1年半前にすでにレコーディング済みだった5、6曲のうちの一つだと明かした。

■大人ロックがお気に入り
──デビュー曲のMVで特に気に入った場面、こだわったところ、撮影で着た衣装で好きなものを教えて下さい。
西内：衣装は全部可愛らしくて気になっていた今シーズンの秋服だったので、私自身着ていて嬉しかったですね。コーディネートも26ありまして、ガーリーだったりちょっとロックテイストだったりカジュアルだったり。中でも今一番気に入っているのは大人ロックですね。やっぱり曲がロックテイストだったので。

撮影は17時間でずっと撮りっぱなしで、でもあっと言う間に終わりました。楽しかったんでしょう、きっと。テンションがずっと一定で、ビックリするほど楽しんで撮影できました。初めての瞬間ってその時しかないので、出来上がりやプレッシャー、不安もありつつ、自分の夢が一つ一つ叶っていっている瞬間も実感しながら、幸せ感じながらやっていましたね。

■次は「ドームライブ」!?
──「未来日記」は最近は書かれていないのでしょうか？　（昔、書いていたという未来日記に「2014年歌手デビュー」と書いてあり実現したことをイベントで明かしている）
西内：最近は書いてないです。2008年が最後ですかね。その時に書いていた未来言います？（笑）22歳くらいまでのことを書いていて、そこ、言いたくないな（笑）。ニュースとかでもたまに言ったりしていたのですが、「ドームでライブ」って書いてしまっていました（笑）。

■「なりたいではなく、なると書くことで夢は叶う」
──「未来日記」に書いたことが実際に現実になっていることについてどう思いますか？
西内：なんかそれが本当に不思議でならないんですよね。「なりたい夢」ではなく「なる」って書いてあるんです。当時、どなたかの言葉に影響を受けて「なりたいではなく、なると書くことで夢は叶う」と書いてみたんですよ、絶対叶わないだろうなと思いながらも。

学生の頃に書き始めて、まだ仕事とか自分の人生を深く考えていなかったんです。段々と将来のことを真剣に考えだした時にその時の自分が悔しかったんですよね。これじゃ納得できないって。だから上りつめたかったんですよね。自分にとってやりがいを感じたり、たくさんの人と笑顔になりたかった。福岡の友達や恩師を喜ばせたかった。『（福岡から）出てきたからには』っていう思いでずっとやってきました。

■歌を聴いてくれている方たちの顔を見ている瞬間が好き
──今年は精力的に歌の方にも力を入れていかれますか？
西内：そうなんです。音楽活動はこの1曲だけではなくて、どんどん色々な曲を発信したいです。まだファンの方の前で自分の曲を披露するという経験がないので、それをすることでまた一つ新しい経験が増えていく。とにかく今、音楽をやっている時間、歌っている時や歌を聴いてくれている方たちの顔を見ている瞬間が好きで楽しくて、もっと増えたら嬉しい。ライブや音楽というのは直に目を見て伝えられる機会なのですごく嬉しいです。

■作詞作曲にも挑戦したい
──今後ご自身で作詞や作曲も考えていますか？
西内：書いている言葉や詩がそのまま歌詞にできるものではないのですが、当時からつけている日記があるんです。リアルな感情をストレートな言葉で書いているものがたくさんあります。過去の自分の経験で動いた感情や、3、4年前に色々な思いをした時に何をしていたかを歌詞にして書いていたんです。辛い思いをした時、苦しい時、どうしたらいいか分からない時、文字に表していて、いつかそれが曲となり音楽となって伝えられたらいいなと思います。

■桑田佳祐さんが大好き。桑田さん楽曲提供お願いします。
──では逆に曲を提供して欲しいアーティストはいますか？
西内：私が小さい頃から影響を受けていたのは桑田佳祐さんです。個人的にめちゃくちゃ好きなんですよ、歌詞やメロディーとか。父親が（桑田さんを）大好きでいつもドライブする時は家族で車で大音量で聴いてました。

──桑田さんが曲を提供してくれて真夏の海でライブが実現したら素敵じゃないですか。
西内：いやあ、もうそれは幸せですね。

──最後に「LOVE EVOLUTION」に対する思いをお聞かせ下さい。
西内：2014年の夏、聴こうと思って聴くのではなくふとかかっていることで、5年後聴き直した時に「あの夏を思い出すな」というような1曲になれたらいいなと思います。

今、この時が充実している人は本当に輝いている。吸い込まれそうな真っ直ぐな瞳、とびきりの笑顔、真剣に話す表情、どれをとっても本当に魅力的な西内まりや。一つずつ夢を叶えてきた彼女だからこそ自信が満ちあふれるのだろう。モデル、女優、歌手としてこれからますます活躍してステップアップしていく西内まりやから目が離せない。
（TechinsightJapan編集部　うめ智子）