一度見たら忘れない「ダメよ~ダメダメ」でおなじみの「未亡人朱美ちゃんシリーズ」で大ブレイク中のお笑い芸人・日本エレキテル連合(中野聡子、橋本小雪)が5日、『Sweet Honey Award 2014』にてビューティースマイル部門を受賞した。イベント後、強烈なキャラの2人を直撃した。
2014年上半期“甘くてキレイで活躍した女性”に贈られる賞を受賞した日本エレキテル連合の中野聡子(おっさん役)、橋本小雪(朱美ちゃん役)の2人。他の部門の受賞者である優木まおみ(ビューティーマザー部門)、IMALU(ビューティーマルチタレント部門)、菊地亜美(ビューティーアイドル部門)とイベントに出席した中野と橋本は、「我々はこのようなところに立っていい器ではない」「このような賞を頂くのは初めてで非常に嬉しいので、事務所の先輩の爆笑問題さんに報告して褒めてもらおうと…」と喜びをあらわにした。
──すごい人気ですよね。
中野:もう嫌です(笑)。細く長く地下で潜っていたかったー。
中野、橋本:ありがたいです。
──いつもコントでカツラをかぶっているイメージがありますが、普段はどのような髪型ですか?
中野:普段はですね、朱美ちゃんの中の人はショート。私、長かったんですけど、今はね“水原希子ちゃん”と同じにして下さいと言ってます。ワンレングスの(笑)。
──一緒にお住まいとうかがっていますが、衣装やカツラは山盛りあるのでしょうか?
中野:山盛りございます。500点、500着とずっと言ってるんですけど、増えているので(今は)把握できないかな。
──今後も同居は続けられるのでしょうか?
中野:引っ越す気力がないので。私がね、朱美ちゃんが大好きでね。中(の人間)は、橋本って言うんだけどね、橋本がね、とっても便利なの! お掃除したり、ご飯作ったり、近所付き合いもしてくれるから困るんですね、いなくなると。
──橋本さんが中野さんのお世話係というのは今もずっと続いているのですか? 橋本さんが土下座をして中野さんにコンビを頼んだというのは本当ですか?
橋本:はい、コンビ組む時に何でもやるなら組んでくれると言われたので。
中野:そうですね。土下座はね、ちょっと(話を)盛っちゃったかな(笑)。
橋本:でもまあ、そんな感じで。「何でもやるなら」って言われたんで、「じゃあやります」って言って。
──橋本さんが中野さんに惚れこんだってことでしょうか?
橋本:はい!
中野:でもね、今はね、私の方が(惚れています)。芸人の中で一番仲のいいコンビだと私たち思いますよ。
橋本:昨日もずっと私の歌を作詞作曲してくれて(笑)。
中野:♪~小雪ちゃん、小雪ちゃん、カレー作ってくれて、あーりがとう。
全員:(笑)
──公私ともに仲がいいのですね。
中野:お葬式もね、あげたことがある。小雪ちゃんが死んだときのシミュレーションを作ってお別れの会とかもやったしね。
橋本:色々な人が参列してコメントを残してね。おばさんとか「早すぎるんだよー」って祭壇に向かっているのとか、出棺までやってくれました(笑)。
中野:移動中もずっと一緒なのでずーっとやってます。人がいようがいまいが。
──コントで抜群の演技力を発揮していらっしゃいますが、今後、女優として活躍したいと考えていますか?
中野:滅相もありません。私たちはね、下手くそだからね、こういうことやっているんです。上手だったらね、(顔に)こんな(シールや絆創膏を)貼っつけてこんなことしない。それよりも何よりも女優さんなんて顔じゃないから。
橋本:できない、できない。
──芸人さんで演技で活躍されている方もいますが。
中野:あんまり興味がない。死体役だったらちょっと楽しそう。
橋本:水死体! 水死体やりたい(笑)。
7年の付き合いの中野と橋本の2人。「もう喧嘩をする時期は過ぎた」と語った通り、今はお互いがなくてはならない存在であり、相思相愛の仲がいいコンビとなっている。家族以上に一緒にいるからこそ、あのようなコントが生まれるのだろう。他にもあるというキャラクターやお葬式ごっこも是非見せて欲しいものである。さらなる活躍が楽しみだ。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)