今、最も旬な“白塗りメイク”と言えば、映画『呪怨―終わりの始まり―』に出てくる伽椰子と俊雄。そして忘れてならないのがお笑いコンビ・日本エレキテル連合の“未亡人朱美(あけみ)ちゃん”だ。白塗り対決の軍配はいかに!?
9日、東京・渋谷にて映画『呪怨―終わりの始まり―』大ヒット記念!呪怨(御礼)イベントが開催され、ゲストに日本エレキテル連合(橋本小雪・中野聡子)、最所美咲(伽椰子役)、小林颯(俊雄役)が登壇した。
劇中と同メイクで登壇した最所と小林、日本エレキテル連合の橋本と中野がステージ上に現れると、会場は異様な雰囲気に包まれた。「主演の佐々木希です」と初っ端から壊れた挨拶をした橋本(朱美ちゃん役)に、会場からは笑いがもれる。司会者から“白塗り”について聞かれた中野が最所と小林を見ながら「どこのを使っているの? ん? うちらミツヨシを使っているよ」と絡むと、最所も笑いをこらえてかうつむきがちになった。
「イベントでコントを披露するのは初めて」と語った日本エレキテル連合。今回は「おしゃべりワイフシリーズ」の特別バージョンとして『未亡人朱美(あけみ)ちゃん3号 呪怨バージョン』を披露した。「いいじゃないの~」「ダメよ~ダメダメっ」と中野が橋本の手を握ってイチャイチャしながらお馴染みのコントが始まった。“伽椰子”の物まねを見せてと言われた橋本。「ダメよ~ダメダメっ」と言いながらも「ああああ」と伽椰子の呻き声を披露。その表情は伽椰子以上に不気味だ。壊れてしまった朱美ちゃん3号を交換してもらおうと、電話で依頼した中野。「カタログナンバー8番の呪われ子連れ妻“伽椰子”っちゅーのに交換していただけないでしょうか」と言ったところに、一番大きな声で「ダメよ~ダメダメ~」と叫んでコントが終了し、拍手喝采。
最所は長い髪の毛で顔が隠れていたのが幸いし、笑いをこらえている表情はあまり見えなかった。小林に至っては、以前“師匠坂田利夫”が同映画のイベントに登場しても笑わなかった時と同様、今回も顔色ひとつ変えずに前を見据えていた。最後の挨拶で、朱美ちゃん3号を見上げながら「おねえちゃん…」とつぶやいたのはさすがである。
「朱美ね~めちゃ震えた。凄いよ、2人の無表情。(2人の無表情を)見てビックリした。勉強になりました~」と橋本を唸らせた最所と小林の演技を観て、暑い夏にひんやりしてみてはいかが?
日本国民が「最も怖い映画シリーズ」として第1位に選び、ハリウッドリメイクもされ世界を絶叫させた最恐ホラーシリーズが再誕。肌が粟立つ恐怖の極点に耐えられるか?
映画『呪怨―終わりの始まり―』は、新宿バルト9ほか全国大ヒット公開中!
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)