大変な人出でにぎわう英バーミンガムの繁華街で、このほど繰り広げられた突然の出産劇。人々の協力と救急隊員の到着で赤ちゃんは無事出産となったが、付近一帯は一時騒然となってしまったようだ。

出産予定日が近づいた妊婦というのは、自分が通う産院からあまり離れた土地には出かけないものである。とはいえ本当にギリギリまで行なってしまうのがショッピング。しかしこれも要注意だ。英ウェスト・ミッドランズからは、有名店が並ぶバーミンガムの繁華街にたったひとりでやってきて、そこで突然の破水、予期せぬ出産を迎えてしまった女性がいた。

ここは激安衣料品でおなじみの人気チェーン、「Primark（プライマーク）」のバーミンガム・ニューストリート店前。ランチタイムが終わった午後2時の出来事とあって、歩道には大変な人だかりが出来ており、そこに割って入った救急車両2台と隊員たちが女性の出産を介助（画像はmirror.co.ukのスクリーンショット）、「Primark」のスタッフもお湯だタオルだとせっせと手を貸していたもようだ。

誕生したのは女の子。この後、母子は救急車でバーミンガム市立病院に搬送され、ともに健康状態は良好とのことである。その場に居合わせた人々によるTwitterやFacebookの投稿が様々確認されているが、「生まれたての赤ちゃんの産声というものを初めて聞いて感動した」といったものもあるようだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）