ネットで「タモリ式入浴法」と検索すると、多数の体験談がズラリと並ぶ。タレントのウエンツ瑛士もどうやらこの入浴法の実践者らしく、独自のアレンジも加えているようだ。
7月28日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)は、巷にあふれる健康法を相反する意見の専門家をスタジオに招き検証するという企画であった。その中で「熱いお風呂 VS ぬるいお風呂 健康な入浴法はどっち?」というテーマで、独自の入浴法を明かしたウエンツ瑛士には専門家も驚いていた。
自他ともに認める健康オタクだというウエンツは、まず「お風呂で体を洗う時は石けん類は使わない」というのがこだわりだと話す。体の皮脂や角質を落とし過ぎないためだという。すると進行役の阿川佐和子から「あそこも洗わないの?」と訊ねられ、ウエンツは「(石けん類は使わない方が)臭いが無くなるんです」と力説した。
また昔からおばあちゃん子だったこともあり、熱いお風呂でなければ入った気がしないというウエンツ。彼が言うには熱いお湯だと筋肉が柔らかくなるので、肩までは飽き足らず頭部も全部お湯に沈めているのだ。「それで10分間も熱いお湯に入っているの?」と唖然とする阿川に、ウエンツは「シュノーケルがありますから」と自信満々に答えた。これにはスタジオにいた医学ジャーナリストが、「その方法は初めて聞きました」と苦笑いである。
タモリが過去の番組で何度か話している入浴法は、“湯船に10分以上入る”“石けん類で体を洗わない”というものだ。タモリ曰く、10分間くらい湯船に浸かると80パーセントの汚れは落ちるとのことで、あの福山雅治も実践しているという。これがネット上では「タモリ入浴法」として広まり、ウエンツの入浴法も同様のやり方だ。
ただ熱いお風呂に頭まで入っているというのは、ウエンツ独自のアレンジである。しかしながら、高齢者や心臓に疾患のある方は高い温度のお湯に長時間浸かっているのは危険なので注意が必要だ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)