タレントの美奈子が29日、自身のブログでバセドウ病の手術が無事終了し、甲状腺を全摘出したことを報告した。「沢山のコメントありがとうございました」とファンに感謝している。
美奈子は『美奈子オフィシャルブログ』にて、「手術無事おわりました。甲状腺全摘しました。喉がまだ痛みますが、徐々に回復してるのがわかります。早く復活して家事、育児、お仕事頑張ります。沢山のコメントありがとうございました」と手術の成功を報告。術後の娘とのツーショットも公開した。写真では喉に手術の跡があるが、元気な姿を見せている。
美奈子は6月、同ブログ内でバセドウ病であることを公表、以降は手術までの様子をブログを通して発信してきた。今回の更新でひと安心したファンも多いことだろう。
ところでこの「バセドウ病」、公表しているのは美奈子だけではない。実は闘病中の芸能人も少なくない。
歌手の絢香は2009年にバセドウ病を告白し、2年間の活動休止後復帰をしている。また元ピンク・レディーの増田恵子や、歌手活動を引退した愛内里菜も公表していた。さらに水泳選手の星奈津美などスポーツ選手にも見られる。
バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気であり、主な症状は甲状腺腫大、眼球突出、頻脈(心拍数の増加)、発汗過多や精神的不安定、集中力低下などがある。体力勝負の歌手やスポーツ選手には悪影響を及ぼす病気といえるが、原因は未だ解明されていないようだ。
完治が難しい病気ともいわれ、治療期間も1年から10年以上と人それぞれ。ただ、療養を経て仕事に復帰する芸能人も多い。美奈子にも今は焦らず、治療に専念してもらいたい。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)