デビュー20周年を迎えたロックバンド・GLAYが、音楽誌『WHAT’s IN?』の巻頭特集に登場。7月9日に出したニューシングル『BLEEZE』の表題曲を書いたTERUが、インタビューでTAKUROとの作風の違いについて語っている。普段はなかなか聞くことのない楽曲に込める思いが分かって興味深い。
GLAYは新曲『BLEEZE』を引っさげて、7月11日に音楽番組『ミュージックステーション』、12日には『音楽のちから』に生出演してファンを喜ばせた。『WHAT’s IN?』8月号ではそのGLAYが表紙を飾り、巻頭特集にも取り上げられている。
“GLAY EXPO 2014 TOHOKU 20th Anniversary”のテーマ曲となる『BLEEZE』はTERUが作詞・作曲を手がけたもので、意外にも彼による作品がCD表題曲やA面1曲目となるのは今回が初めてだ。
デビュー20周年および50枚目シングルとして“GLAY 20th Anniversary 50th SINGLE”になる、“『BLEEZE』 ~G4・III~”には表題曲の他にTAKURO、HISASHI、JIROもそれぞれ楽曲を書き下ろしている。
本誌インタビューで『BLEEZE』についてTERU本人に「TAKUROさんの曲よりも湿度が低いと感じる楽曲ですよね」と話を向けたところ、彼は「あー、それは思いますよ。最近TAKUROの曲は湿度が高いなと思います」と笑って答えた。
彼はTAKUROの作風について「やっぱり自然と、言葉に重みが出てきますからね」と感じているようだ。「なので俺や、HISASHIもそうですけど、ドライに書き上げていきたいなっていう気持ちはあるんじゃないかな。曲単位で聴く人たちの人生を変えてしまう曲もあるだろうけども、この曲はそういう重いものではあってほしくない」と語る。
「夏が来たら“あ、また『BLEEZE』聴きたいな”っていう、夏の定番ソングみたいな感じになってくれたらいいな。過去に夏の定番にしたいなって曲はいろいろあったんですが、やっぱり湿度のせいか(笑)、なかなかね」と新曲『BLEEZE』に期待していた。
本誌ではGLAYの他に、EXILEへのインタビューも掲載。HIROの勇退からオーディションを経て、新パフォーマーが5人加わったEXILEに、新メンバーが加わった新生EXILE、そしてEXILE第四章への思いを聞いている。
Perfume、東方神起、BUMP OF CHICKEN、SEKAI NO OWARIなども登場する『WHAT’s IN?』8月号は、現在発売中。ウェブサイト(http://www.whatsin.jp/)
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)