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writer : maki

【エンタがビタミン♪】ATSUSHIが語る清木場俊介。「SHUNの存在は、僕の音楽人生で欠くことができない」

EXILE ATSUSHIがリリースしたアルバム『Music』の“BONUS DISC”では元EXILEのSHUNこと清木場俊介とコラボしている。雑誌『WHAT’s IN?』4月号ではATSUSHIが清木場俊介との思い出やこれまでの経緯を語っており、さらに清木場からも今回のコラボについて心境を聞くことができた。

ATSUSHIにとって2枚目のソロオリジナル・アルバムとなった『Music』は3月12日に発売されるや、オリコン・アルバム・デイリーランキングで初登場1位を獲得した(2014年3月11日付)。同アルバムでは初の単独シングル「MELROSE ~愛さない約束~」や最新シングル「青い龍」などオリジナルに加えて、彼が愛してきた楽曲「ふるさと」、「愛燦燦」なども聴くことができる。

そして初回生産限定豪華盤付属の“BONUS DISC”には、EXILE第一章に発表した楽曲を新たにレコーディングしたセルフカバーや清木場俊介とのコラボ楽曲が収録されている。

『WHAT’s IN?』4月号のインタビューを受けて、ATSUSHIは清木場俊介とのコラボについて「いろいろな偶然が重なったというか、狙ってやってもこういうことにはならないと思うんですよね。もう1曲、新曲も一緒に歌ってるんですよ」と語ってくれた。

今回、清木場とコラボが実現したのは「fallin’ / EXILE ATSUSHI & 清木場俊介」と「The Impossible is Real ~My Lucky Star~ / EXILE ATSUSHI & 清木場俊介」だ。中でも“The Impossible is Real ~My Lucky Star~”は未発表曲で、今回新たにレコーディングし直し初収録した貴重な作品となった。

「この曲は(EXILEの)第一章のときにお蔵入りになったんですけど、今聴いてもすごくいいし、当時の感じのまま歌えたのが良かったなって。なんて言うか、今回のコラボレーションで“隙間がやっと埋まったな”っていう感じがしたんですよね」とATSUSHは言う。

清木場についても「SHUNちゃんが脱退した理由は音楽性の違いだったとはいえ、ファンの方のなかではいろいろな憶測や心配もあったと思うんです。だけどここでやっと“お互いを思い合っての別れだったんだな”ということが改めて示せたんじゃないかな」と語る。

彼は清木場とのコラボを実現して、「お互いに燃え尽きてからやってもよかったんですけど、今回はまさに絶好のタイミングだったし、ファンの方々のなかで夢から醒めやらぬうちに聴いてもらいたかったし。僕自身、そうしたいと思ったんですよ。SHUNちゃんの存在は、僕の音楽人生で欠くことができないので」とはっきりと感じたようだ。

その清木場俊介はインタビューを受けて、ATSUSHIとのレコーディングを振り返り「やらないほうが良かったなんて後悔は1ミリもありません。だけど、やって良かったともまったく思いません。というのは“やって良かった”と思うってことは、やる前に迷いがあったってことだから。僕のなかに迷いはなかったです」と真剣に言葉を繰り出す。

「酒を注がれたから飲んだということ。で、ふたりでホロ酔いになって気分良かった。僕らのなかではそれくらいの出来事です。過去を振り返るというよりも、お互いの今を確かめ合ったってことです」と、2人のコラボがちょっとしてきっかけで実現したことを彼らしく表現してくれた。

EXILE時代のSHUNはATSUSHIが喉を悪くしていた時に、タバコを吸うスタッフへ「ATSUSHIが喉悪いんで止めてもらえますか?」と声をかけたというエピソードがある。また、『Mステ』でSHUNがメンバーとして最後の出演だった時にタモリから印象を聞かれたATSUSHIは、「歌手としても人間的にも凄く勉強になるところがあったし、最高の相方だった」と答えていた。

そんな2人は今も飲みに行ったり、カラオケを歌ったりする仲だが、楽曲のコラボとなると簡単にはいかない。2人へのインタビューからも今回の『Music』の“BONUS DISC”で実現したことがいかに貴重なことかが分かる。

本誌では他にも、SEKAI NO OWARIや前田敦子、BUMP OF CHICKEN、加藤ミリヤ×清水翔太、HKT48、SKE48などの記事が満載となっている。

EXILE ATSUSHが表紙を飾る『WHAT’s IN?』4月号

『WHAT’s IN?』4月号は現在発売中。ウェブサイト(http://www.whatsin.jp/)
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

【エンタがビタミン♪】ATSUSHIが語る清木場俊介。「SHUNの存在は、僕の音楽人生で欠くことができない」