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writer : maki

【エンタがビタミン♪】ドラマ『HERO』で“バツイチ美人検事”役の吉田羊が不安明かす。「私のことは嫌いでも…」

木村拓哉主演の月9ドラマ『HERO』で、東京地検城西支部の検事・馬場礼子役として新たに出演しているのが女優の吉田羊だ。月9ドラマの人気シリーズに起用された彼女は、初回放送を前にした不安な気持ちをブログで明かしている。「大丈夫ですか? 私、出ても大丈夫ですか?」というほどだが、第1話を見る限りでは“バツイチでシングルの美人検事”を好演していた。

「久利生公平が月9に帰ってきた!」とコピーが表すとおり、13年ぶりとなるドラマ『HERO』は木村拓哉(検事・久利生公平役)をはじめ八嶋智人(事務官・遠藤憲司役)、小日向文世(事務官・末次隆之役)などおなじみのメンバーに、北川景子(久利生担当の事務官・麻木千佳役)や濱田岳(ルーキー検事・宇野大介)、松重豊(部長検事・川尻健三郎)など新キャストが加わった。

その1人が城西支部の紅一点検事・馬場礼子を演じる吉田羊(よう)だ。彼女は、7月14日放送された『SMAP×SMAP』の“BISTRO SMAP”にドラマの主要キャストたちと出演した。その際に、MCの中居正広から今回の新キャストに決まった気持ちを聞かれて「これで運を使い果たして死ぬのかなと思った」と答えている。

彼女はその日の夜8時50分過ぎ、ドラマ『HERO』の初回放送を前に『吉田羊オフィシャルブログ「放牧日記」』で「だ、だ、大丈夫ですか? 私、出ても大丈夫ですか?」、「このあと、デキる女の役とかやってます。なんかすみません…」と、とにかく不安そうにしていた。とうとう「私のことは嫌いでも、HEROのことは嫌いにならないでくださいっ」と前田敦子風に叫んだほどだ。

しかし、ファンからは「羊さんのこと嫌いにならないですよ。逆に好きになりましたよ」、「今日は本当に嬉しかったです。ヒツジスト感無量の1日でした。演じることが大好きな羊さんを見ることが幸せです」といった感想が多数届いた。

前回の『HIRO』が放送されていた頃には小劇場の舞台をやっていたという。「毎週、月曜日に家に帰って『HIRO』を見るのが楽しみだった」と当時を振り返っており、その作品に13年後になって出演するのだから「運を使い果たした」と思っても無理はない。

吉田羊は、映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』(2009年)にオッチョ(豊川悦司)の元妻役で出演。『ヒーローショー』、『ツレがうつになりまして。』や実写版『魔女の宅急便』(2014年)ですみれ役を演じるなど数々の作品に出演している。ドラマでもNHK連続テレビ小説の『瞳』(2008年)、『ゲゲゲの女房』(2010年)や『純と愛』(2012年)では桐野富士子役を務めた。また、大河ドラマでも『江~姫たちの戦国~』、『平清盛』に出演した他、多くのドラマや舞台で活躍してきた。

CMにも出演しており、彼女が福岡県久留米市出身のためか福岡エリア限定で『そば焼酎雲海』のCM「そば&ソーダ登場」篇が現在放映されている。美人検事役とはまた違った、キップのいい上司役の吉田羊が出演するCMは『雲海酒造株式会社』のHPで視聴可能だ。

北川景子によると、ドラマ『HERO』の撮影現場では時間が空いても主要キャストたちが「誰も自分の控え室に入ろうとせず前室の大部屋で“タクヤさん”(木村拓哉)も入ってワイワイやっている」そうだ。当初は緊張していた吉田羊も、今ではみんなと楽しんでいるのではないだろうか。

※画像は『吉田羊オフィシャルブログ「放牧日記」』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)