SKE48(乃木坂46兼任)の松井玲奈が、ブログで「最近思うことがあって、心が強くなった…」と心境の変化を明かしている。『AKB48選抜総選挙』が開催される前日のことだけに、何か関係しているのではないかと考えてしまう。折しもAKB48グループ総監督の高橋みなみが、特別番組で『AKB48選抜総選挙』がメンバーにとってどのような意味を持つのかを語っていたが、松井玲奈の言葉と一致する部分が多い。
6月6日に松井玲奈が『SKE48 オフィシャルブログ』で、「頑張ること。」と題して「玲奈です。最近思うことがあって、心が強くなった…」と意味深な言葉を綴っている。その内容は次のようなものだった。
「どんな事もやればできると思う…だから、黙々と期待以上の結果を出さなきゃなと思う。」
「挫折もあるし、後悔もある。まずは、できることをひとつひとつ増やすことだ。そのためにどうすればいいかを考えることも成長のひとつ。」
「私も頑張らなくちゃ。自分の道に夢中になろう。」
松井玲奈は今回の『第6回AKB48選抜総選挙』で、「グループを引っ張る意味でも1位を目指したい」と自分自身よりもSKE48(あるいは乃木坂46)の未来のために1位を宣言した。
6月6日の夜遅くに放送された『AKB48選抜総選挙ナビ』(フジテレビ系)の中で、高橋みなみは『AKB48選抜総選挙』について「AKBが大きくなるに伴って、総選挙の意味合いもすごく大きくなった」と語っている。
思えば、2009年に第1回目の『AKB48選抜総選挙』が開かれた時は、司会を戸賀崎劇場支配人と衣装担当の茅野しのぶさんが務めていた。ファンと作り上げるイメージだったイベントが、やがて全国的に注目される大イベントへと成長してきた。「今や中継もして頂き、たくさんの人に触れていただくイベントになった。それだけにメンバーの中でも意味合いがでかくなってきた」とたかみなは言う。
さらに彼女は、「正直、1年間、順位がまとわりつくし『何位でしたかね』みたいに言われて、大変ですよ。出たくないですもん」「やっぱり、順位は苦しい。苦しいよ…みんな頑張ってるんだもん。みんな自分の中では一番。ファンの中では一番だもん」と本音を明かす。
それでも『総選挙』から逃げるわけには行かない。「順位を受け止めて、これから1年をどうしようかなと考える。初心に帰るイベント」と捉えていた。
総監督としてはメンバーに「まず、ネガティブになるな」とアドバイスする。今回は5月21日の速報を知って「ネガティブになっているメンバーが結構いたようだ」と気にしており、「自分が頑張っていれば、仕事や仕事の幅も増えるはず」だと主張した。
6月7日の『第6回AKB48選抜総選挙』開票イベントについてもそうした意識で臨み、「楽しんで欲しい。名前を呼ばれたら感謝しよう」とメンバーに呼びかけると、「世間の人から見たら『誰が何位だっていいよ』と思うかもしれないが、そこには私たちのドラマがあり、これからの未来がある。AKBの未来を変えるイベントなのです」と視聴者にアピールした。
総監督として高橋みなみが伝えたかった気持ちと、松井玲奈が「まずは、できることをひとつひとつ増やすことだ」とする根底に同じものを感じる。松井玲奈は今回の『AKB48総選挙』に向けて、目指す道がぶれないように自分の気持ちを言葉に表したのではないだろうか。
※画像は『松井玲奈 renamatui27 Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)