今から数年前のこと、当時14、5歳だったカナダ人歌手ジャスティン・ビーバー(20)が黒人をジョークのネタにする動画を撮影。その数本が公開されて大騒動になっているが、渦中のジャスティンは真摯に過去の過ちを反省しているという。
黒人を侮蔑する“Nワード”を連発し、「もし僕が君を殺したら、僕はKKK(クー・クラックス・クラン:米白人至上主義を唱える秘密結社のこと)のメンバーになるだろう。でも黒人がひとり少なくなるね」と嬉しげに歌う姿を公開されてしまったジャスティン・ビーバー。これら動画につき「公開されたくなければ金を出せ」とゆすられていたというが、その間には聖書の勉強に励み洗礼まで受けていたそうだ。
芸能情報サイト『TMZ』によると、ジャスティンは先月ニューヨークでカール・レンツ(Carl Lentz)牧師と共に1週間にわたって聖書の内容を集中的に学習。ジャスティンは礼拝にも出席し、最終的には友人邸のバスタブの中で洗礼を受けたという。洗礼の場所についてはいくつも検討したが、人に知られず儀式を受けられる場がなく、その結果友人邸を選んだらしい。(※洗礼の際には罪を洗い清めるべく全身を水に浸すなどする。)
ちなみに問題のビデオが公開された後、ジャスティンは聖書の一節をSNSにアップしてファンに理解と許しを求めていた。キリスト教徒を公言しているジャスティンは、過去に「神のおかげで今の自分がいる」と述べたこともある。
※画像は、『Instagram justinbieber』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)