最近テレビ番組で取り上げられることが多い、大渕愛子弁護士の凄まじい“ふなっしー愛”。番組では「情緒不安定」「孤独の極み」などとイタイ女性扱いされているのだが、ツイッターでは“大渕弁護士の気持ちが分かる”という声が多いのだ。
6月16日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)では大渕愛子弁護士に密着。といっても話題の中心は、大渕弁護士がいかにご当地キャラ・ふなっしーに夢中になっているかだ。自宅マンションの仕事部屋はふなっしーのグッズだらけで、部屋中が真っ黄色。500以上はあるというグッズは金額にして多い月で10万円以上、今まで合計100万円ぐらい注ぎ込んでいるそうだ。彼女は法律事務所を経営しているが、私生活は決して華美ではない。同番組で明かしたのは朝食以外の食事はほとんど自炊も外食もせず、コンビニ弁当かテレビ局で出される弁当で済ませるという。過去に出演した番組で話していたが私服はブランド物のバッグや洋服に興味は無く、高価なものは購入しないらしい。そんな堅実な大渕弁護士だがふなっしーグッズには、お金を湯水のように使ってしまう。番組スタッフは「目がチカチカする」とつぶやいていたが沢山のふなっしーグッズに囲まれ、お気に入りのふなっしーの動画を見ている大渕弁護士は本当に幸せそうだ。
彼女は顔が知られている有名人という立場にもかかわらず、ふなっしーのイベントにも積極的に足を運び、大声を出してふなっしーに声援を送っている。同番組で紹介されたイベントでの彼女は黄色と水色のふなっしー色の洋服に身を包み、一生懸命にステージに向かって手を振っていた。こうしたイベントやグッズの情報は、SNSを通して交流している梨友(ふなっしーファン)から教えてもらう場合も多いらしい。同じ思いを抱く仲間とふなっしーのステージを楽しむ大渕弁護士の笑顔は、キラキラと輝き無邪気だった。
だがどの番組も大渕弁護士のふなっしーファンぶりを扱うと、彼女を哀れんでいるかのような空気がスタジオには感じられる。しかしツイッターには「何で大渕弁護士が、引かれなきゃいけないのか全く分からない」、「ライブの時、周りみんなあんな感じだから普通」、「そんだけはまれるものがあるのって、羨ましい」と彼女に対して好意的な意見が多いのだ。中にはテレビの大渕弁護士を冷たい目で見ていると家族から、「お前の部屋だって○○だらけ、同じだ」と指摘された人もいたようだ。「アニオタでもドルオタでも、車とか電車とか好きな人でも、好きなもののグッズ集めたくてイベントにも行きたいのは同じ。大渕弁護士はそれがふなっしーってだけ」この意見にうなずく方は、多いのではないだろうか。
大渕弁護士の秘書によると、以前の彼女は仕事一筋。忙しければ食事もとらず、サイボーグのように仕事をこなしていたそうだ。しかしふなっしーに出会ってからよく笑い、時には泣き、感情豊かになったという。ふなっしーが彼女の人生を変えた―というのは、大げさだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)