森三中の大島美幸が、妊活に入る直前に収録したテレビ番組が放映された。その中で大島は、共演者の出川哲朗から温かいメッセージをもらい、思わず涙する場面があった。
5月11日に放送された『世界の果てまでイッテQ!』では、森三中の大島美幸が「妊活休業」直前の最後の出演を果たした。「女芸人軍団スペシャル 親方ザ・ファイナル」と題した企画で、大島は相方の黒沢かずこや仲の良いピン芸人のいとうあさこらと共に、体を張ったロケに挑戦していた。
そのVTRが流れる前に、番組MCの内村光良が出川哲朗に大島へのコメントを求めた。出川は「いやーでも…」と話し始めるも、声がガラガラで「声枯れてますよ」などとツッコミを受ける。気を取り直して再び話し出した出川は、ダチョウ倶楽部の上島竜兵と飲んでいる時に話していた会話を明かす。それは「次のリアクション芸人(を担うの)は誰だ?」というもので、出川は「俺も竜さん(上島)も、やっぱり『次は大島だ』って話になった」と語った。
2010年に放送された『アメトーーク!』で「ダチョウさんみたいになりたい」と告白するなど、大島はリアクション芸への熱い思いを抱いてきた。そんな彼女がリアクション芸の代表的な存在である出川と上島から「後継者」に指名されていることを知り、「めっちゃうれしい」と素直に喜びを表す。その後も「うれしいです」と言いながら喜びをかみしめる大島に、「これは今まで大島には言ってこなかったんだけども」と優しく語りかける出川。思いがあふれた大島は、涙を流して「何よりもうれしいです」と発言した。
大島の涙を見た出川は、「芸能生活の1年2年は(長い目で見れば)短いですからね」と口にする。さらに出川が「(大島は)1年くらい休むかもしれないですけど、“リアクションは逃げない”ですので」と言うと、スタジオは温かい笑いに包まれた。出川は大島に「また戻ってきたら、一緒に裸になりましょう」との言葉を贈ったものの、内村から「女性に向かって『また、一緒に裸になりましょう』って…」とツッコまれていた。
この日の放送で、大島は『イッテQ』出演を「7年間(体を張ったロケを番組で)やらせていただいて、本当にリアクションの勉強にずっとなってます」と振り返った。しばらくは大島の姿をテレビで見られなくなるのはさみしいが、きっと彼女は戻ってきて先輩芸人らと“抜群のリアクション芸”を見せてくれることだろう。
※ 画像は『出川哲朗 official ブログ』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 TORA)