ルーマニアでこのほど、若いチンピラ集団がたまたま道を歩いていた高齢の女性に後ろから飛びつき、その後とんでもない行為に出た。傷こそ与えなかったものの、ひとつ間違えば命を落としかねなかっただけに老女は怯えきっている。このような愚行は決して許すまいと、警察も必死で男たちの行方を追っているもようだ。
ルーマニアの首都ブカレスト近郊のジラバ(Jilava)という村で、地元ではチンピラ集団とみなされていた若い男たちが、悪ふざけと呼ぶにはあまりにも非常識で危険な行為を高齢者にしかけていたことが分かった。とんだ愚行を働き、それを撮影してSNSで公開しようとする若者の存在は社会問題にもなっているが、これは悪質きわまりないとして警察も捜査を開始。ニュースはヨーロッパで広く伝えられた。
こちらは5日、『SwedishNewsReports』さんが“Sadists abuse old woman by spinning her, police are looking for the criminals.”というタイトルでYouTubeに投稿した動画(画像はそのスクリーンショット)である。男は道を歩いていた小柄な老女に後ろから迫り、ロングコートの襟元を掴むとぐるぐると回転。ハンマー投げさながらに老女の体を浮遊させた。その遠心力のまま放り投げられたら、全身を強打することになる。老女がどれほどの恐怖を味わったかは想像に難くない。映像に映っている男は6人。撮影しながら大笑いしており、仲間うちで競っていたとみえ、悲鳴をあげながら逃げる老女を別の者が追いかけて、同じことを繰り返している。厳罰を望む声が市民からあがっているのは当然であろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)