大島優子のAKB48卒業を記念して放送された『めちゃ×2イケてるッ!』の特別企画で彼女が挑戦したお笑いコンビ・日本エレキテル連合のネタに反響が起きている。ツイッターにも「ホント3人とも面白すぎました!」と日本エレキテル連合の2人と共に大島優子の熱演を称賛するつぶやきもあった。だが、大島も番組中でソロになってから仕事の依頼に影響が無いか心配していたほどそのキャラクターは強烈なのだ。
4月12日に放送されたバラエティ『めちゃ×2イケてるッ!』の企画“AKB卒業記念!大島優子と行く お笑いローカル路線バスの旅”では大島優子が女優として成長するために様々な課題にチャレンジした。
その1つが、タイタン所属のお笑いコンビ・日本エレキテル連合(橋本小雪・中野聡子)のネタ“おしゃべりワイフ・未亡人朱美ちゃん”だ。顔を白塗りにしたおしゃべりワイフの朱美ちゃん(橋本)の手を握りながら、小平市のおっちゃん細貝さん(中野)が「いいじゃないのー」と話しかけると朱美ちゃんが「ん~、ダメよっ、ダメダメっ」と答える。それを繰り返すうちに朱美ちゃんのしゃべりが止まらなくなり、おっちゃんが業者に「朱美ちゃんが故障したみたいなので他のワイフと交換して欲しい」と電話する。すると朱美ちゃんが力強く「ダメよっ、ダメダメっ!」と訴えるオチだ。
これに、大島優子が顔を白塗りにして“甘えん坊ヘビロテ優子ちゃん2号”として参加。朱美ちゃんとおっちゃん、そして優子ちゃんの3人で「いいじゃないのー」、「ダメよ~っ、ダメダメっ!」のネタを披露した。見ていたナインティナインの矢部浩之は「優子ちゃん、声が澄んでいる」と感心していたが、オチの段階で壊れてしまう優子ちゃんの迫真の演技には「あかんよっ! 大島さんダメだっ!」と警告した。
コントが終わると大島優子もやりきった感じだったが、朱美ちゃん(橋本)から「アイドルらしさが残っている。可愛過ぎるのでもっと壊れろ」と指摘されてしまう。そこで俄然燃えた大島は橋本と“朱美ちゃんVS優子ちゃん”で壊れた演技を競い、岡村隆史から「ストップ! 止めとけ! あぶないっあぶないっ」と制止されてしまう。
放送後に『日本エレキテル連合(elekitel_denki) ツイッター』で「大島優子さん卒業おめでとうございます。朱美ちゃんと優子ちゅんのお手て握れて細貝幸せ」とこの時のスリーショットが公開されると、読者から「もう大好き」、「やっぱり素晴らしいすね」とエレキテルへのコメントが届く中に「優子ちゃん可愛かったですね~」、「大島優子は最強パフォーマーだな」と大島を称賛するつぶやきもあった。
大島優子ファンも「なんだかすごく最初は嫌だったんです。でもなんでしょう。気付いたら目が離せないとゆうか、不思議な魅力を感じました」とエレキテルのパフォーマンスを評価しており、「優ちゃんにとって意味のある時間になっていたのなら、と思います。これからも応援しています」と彼女の成長を期待していた。
大島は『大島優子オフィシャルブログ「ゆうらり ゆうこ」』で今回の卒業記念企画全般について「びっくり仰天の連続。一皮、いや二皮、いやいや三皮ぐらい剥けましたね笑」「いろいろやらせていただきましたが、役者の道に繋がるのかは分かりません(笑)」と本音を明かしている。
彼女は日本エレキテル連合とのコントの後に、白塗りの“優子ちゃん”姿のままでバスで移動させられている。その途中でクレープ屋さんにスタッフの分も含めて12人分のクレープを買出しに行かされた。夜とはいえまだ街は明るい。さすがの大島優子も「私、こんなことやって、ソロになってから大丈夫かな?」と不安を口にしたほどだ。
しかし、コントをはじめとして今回の企画では、大島優子のバラエティ対応力を改めて思い知らされた。それはきっと彼女がソロになっても大きな力となるだろう。女優としてだけでなく多方面で活躍してくれそうだ。
※画像は『twitter.com/elekitel_denki』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)