このほどインドの母親が、胴体は1つだが頭が2つという結合双生児を出産した。「お金がなくて超音波検査を受けなかったため、臨月になるまでこのショッキングな事実を知らなかった」と語っている。
こちらの画像は13日、『babuchito HD』さんが“Newborn Baby Girl Born With Two Heads in India 2014”というタイトルでYouTubeに投稿した動画のスクリーンショット。このたびインド・ハリヤーナー州の「Cygnus JK Hindu病院」で2つの頭、脊髄、首を持った女の子が帝王切開で誕生した。執刀したShikha Malik医師は、この結合双生児があまりにも多くの内臓を共有しているため分離手術は困難だが、この双生児の命を救うために全力を尽くしたいと話している。しかしUrmila Sharmaさんという28歳の母親は、「超音波検査を受けるお金さえあれば…。この事実を知ったのは出産の2週間前でした」と語り、すっかり肩を落としているという。
すべての出生のうち、5万~20万分の1の割合で発生すると言われる結合双生児。最近では、頭の他に心臓と肺がそれぞれ別という米国のアビゲイル&ブリタニー・ヘンゼルさんが大学を卒業して教師として歩み始めたことが広く報じられ、世界中の結合双生児に生きる希望を与えていた。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)