世界トップレベルの選手と世界最速ロボットアームがガチで卓球の勝負をしたら、どちらが勝つか? 卓球は動体視力が勝負。やはりロボットが人を負かしそう…!? そんなエキサイティングな動画に注目が集まっている。
世界中に多数の子会社を持つ、ドイツの有名な産業ロボットメーカー『KUKA(クーカ)』。彼らはこのほど中国・上海に工場をオープンさせた記念として、自慢の最強ロボットアームを世界トッププレーヤーのひとりであるドイツのティモ・ボル選手(33)と卓球で戦うイベントを企画した。
こちらの画像は10日、同社がロボットの宣伝をかねて、“The Duel:Timo Boll vs. KUKA Robot”というタイトルでYouTubeに投稿した動画のスクリーンショットである。超高速度カメラという完璧な“動体視力”を持ち、正確な返球と攻撃力をインプットされている上に、瞬きや呼吸という人間特有のブレもない。ロボットが勝つとの意見が多数であったが、結局はボル選手が勝ったようだ。
何しろ彼には必殺技があった。それは卓球台に球を強烈に叩きつけ、ロボットアームがいっぱいに伸びても届かないほどにバウンドさせること。同社はそんな様子を「卓球界のナンバーワンはやっぱりボルだね。でもKUKAは間違いなくロボット産業のナンバーワンだよ」と上手にまとめている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)