エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】さとう珠緒の損害賠償訴訟に東野幸治も失望。「嘘つきめ!」

「(元所属事務所の社長が)夜逃げして連絡が取れない」「給料は雀の涙しか貰っていなかった」。タレントのさとう珠緒は本当に困った様子で、 東野幸治ら番組レギュラー陣に訴えていた。だがこの番組放送終了後2012年末に元所属事務所の社長から彼女は、損害賠償請求訴訟を起こされていたことが判明。番組内でさとうの発言と食い違う事実も、出てきたのである。

2月2日放送の『お笑いワイドショー マルコポロリ!』(関西テレビ)さとう珠緒(41)は「何でも聞いて下さい!」と、腹をくくっての出演だと強調。社長と突然連絡が取れなくなったことや、所属していた時代の金銭面での待遇の悪さを熱弁。司会の東野幸治をはじめ番組レギュラー陣はさとうの言い分を信じ、心から同情していた。

だが3月2日放送の同番組で芸能リポーターらから、さとうが元所属事務所から損害賠償請求などで民事訴訟を起こされていることが伝えられた。訟訴の内容は“国税からの追徴課税が払えない”と泣きついてきた彼女に貸した、1300万円の未返済分(半額以上が未返済)。それと美容整形に関する番組に出演する1年間契約を、さとうが途中で降りたために違約金約1800万円が発生。これら損害額合計約3000万円を請求しているのだ。

この裁判については元所属事務所側は公にしていなかったが、さとうが『マルコポロリ!』で発言した内容に元社長が激怒。放送後に週刊誌上で反論し、裁判沙汰になっていることも明かしたという。

「追徴課税は3年間とかだと思うんですけど、(この額からすると)彼女は相当もらってましたよね」とする駒井千佳子リポーターは、給料に関しては明細が残っているとも付け加えた。訟訴についてもさとうは“認めている”といい、井上公造リポーターは「彼女の話を聞いた弁護士らは、“元社長の言っていることは正しいよ”と助言していたようだ」と語る。加えて契約上さとうはまだ元事務所の所属であるのに、他と業務提携で仕事をしているのは契約違反だということらしい。

「また番組にさとうさんを呼んで反論させたら? 仕事が無いから喜んで来るはずだ」というスタジオ内からの声にも、「いやいや」と否定する東野。裁判中にもかかわらず「もお~、困っているんですぅ」とペラペラ喋っていた彼女を、東野は片方(元社長)だけの話だから―とまだ分からないとしつつも「嘘つきめ!」と指摘。少なくともさとうの話を間近で聞いた時、『マルコポロリ!』の出演者らは心から同情していた。同業者を失望させた代償は相当大きい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)