今月13日に、激しくドラムを叩くなど圧巻のステージでファンを魅了した歌手レディー・ガガ。しかしこの日、ガガは嘔吐液でアートを描くミリー・ブラウンさんと共演。ミリーさんが吐く緑の吐しゃ物を浴びる最低なパフォーマンスを展開し、ショーを楽しんでいたファンからも「気持ちが悪い」と猛バッシングされた。また摂食障害と闘ってきた歌手デミ・ロヴァートもこれに「クールでもアートでもない」「摂食障害を美化する行為」と怒りの声をあげているが、吐いた本人は「これはアートだ!」と猛反論している。
ミリー・ブラウンさんの“嘔吐パフォーマンス”を観れば、オーディエンスはきっと衝撃を受ける。そう確信していたはずのレディー・ガガが、ミリーさん共々「ふざけるな」と猛バッシングを受けている。そんな中、ガガに吐しゃ物を何度もぶちまけたミリーさんは、米メディアにこう反論しているのだ。
「私の体を使って美しいものをクリエイトし、パワフルに感じる。これは自分を罰し社会の基準にあわせること(摂食障害)とは明らかに違うわ。」
しかしこれを受けメディアは猛反発、「喉に指を突っ込んで嘔吐することで命を危険にさらす人もいるのに、何がアートだ」と応戦している。また若いファンへの影響を危惧し、芸能情報サイト『Hollywood Life』では摂食障害に詳しい専門家による以下のようなコメントを掲載、ファンに警告している。
「無理に嘔吐することで食道や胃に傷がつき破けることがありますし、胃潰瘍ができることもあります。胃酸の影響で歯が黄ばんだり透けるということも…。」
一方のガガは、ミリーさんの“嘔吐ペインティング”をリツイートする形でフォロワーに紹介したばかり。バッシングを受けているわりにはまったく後悔していないもようだ。
※画像は、twitter.com/Millie_Brownのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)