バラエティ番組のひな壇トークでは、いつもイジられ役となる狩野英孝。言い負かすことができる相手は10歳年上の児嶋一哉(アンジャッシュ)ぐらいだろう。児嶋が突っ掛かってきても「フフッ」と狩野は鼻で笑っている。「自分に対して6割はタメ語」だと児嶋は怒ってみせるが、実はプライベートで一緒に遊ぶほど2人は仲が良いのだ。
2月18日深夜放送の『芸能人の因縁解消します!わだかまり交通社』(関西テレビ)に出演した児嶋一哉は、いかに狩野英孝が自分だけでなく他の先輩芸人に対して態度が大きいのかを説明する。
児嶋と明石家さんまは麻雀仲間なことから、狩野も一緒に卓を囲む機会があった。明石家さんまの喋りは麻雀の最中も止まることがない。さんまを中心に会話を弾ませながら皆が麻雀を楽しんでいる中、狩野だけひと言も喋らず視線は自分の牌に落としたままだという。「おまえ(狩野)にさんまさんがボケたりしているのに、ガンガン無視している」との児嶋の言葉に、番組MCの小籔千豊の顔色が変わる。吉本芸人からすれば、さんまから振られたボケを無視することは絶対に考えられないからだ。それは他の所属事務所であっても、芸人なら同じ認識であろう。
しかし狩野は「俺、麻雀しに行っているんです」と、“あなた達、何言っているの?”というような口ぶりである。驚きを通り越して呆れる小籔と児嶋を前に、狩野は「大先輩であろうがプロなら(児嶋はプロ雀士の有資格者)分かるでしょ? 卓に座ったら、皆フラットなんですから」と持論を展開。さんまとツッコミ・ボケをやるなら、公園のベンチでやればいい―と滅茶苦茶な主張だ。
また昨年夏、2人が仕事でハワイを訪れた際のエピソードが紹介された。そこで児嶋は狩野からねだられ、5万円ほどの財布を買ってあげたという。だがその後が悪い。帰国後児嶋はあちこちで「狩野に財布を買ってやった」と自ら言いふらし、この言動が逆に軽蔑されてしまう結果になってしまったのだ。不器用でいつも言動が少しズレている児嶋だが、狩野のことが大好きなことだけは確かなようだ。
※ 画像は狩野英孝オフィシャルブログ『狩野とアルいてく』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 みやび)